2009年12月20日 モノレールのある街にて
2009年 12月 20日
昨日に引き続き、新たに入手したカメラ、Kiev 60での試写画像です。
CZJ Biometar 2.8/80 MCをつけて、名古屋郊外を走るモノレール「リニモ」の杁ヶ池公園駅付近を撮ってみました。
以前から持っていたこのCarl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 MC、もっぱらアダプターを介してPentax 645で使っていました。
でも、オリジナル・マウントのボディがなくて寂しそうにしていたので、ペンタコン・シックス・マウントのカメラを探していたました。
オリジナルのペンタコン・シックスは視野率が低いし、トラブルも多いのでパス・・・
それをコピーしたKiev 6系も同様のトラブルは多いのですが、視野率に関しては文句ありません。
なにしろウェストレベルファインダーで使うと、95%もの視野率がありますし、TTLファインダーも90%ぐらいあります。^^
たまたま、このKiev 60がTTLファインダー付で安く落札できそうだったので、ビッドしてみたら樋口一葉さん一枚プラスアルファで落ちました。
しかもウェスト・レベル・ファインダーも付いていました。^^
売主さんとコンタクトを取ったら、Kiev 88Cもお持ちとのこと。
Arsat 80mm/F2.8, TTLファインダーとウェストレベル・ファインダー、20mmと40mmの接写リングおよびフード付きで、福沢諭吉さん2枚で譲ってもらうことになりました。
そんなわけで、これらの2台のウクライナ製のカメラを所有することとなり、早速昨日試写に行ってきた、というわけです。
昨日画像を掲載したKiev 88Cは、露出計の精度も文句なし、コマ送りも正常、光線被りも皆無、いたってまともに写りました。
しかし、こちらのKiev 60はやや問題ありでした。
TTL露出計は2段ほどアンダーな表示をするので、ISO400のフィルムをISO100に設定して撮る必要がありました。
またコマ送りは少々問題ありでした。最初の一枚目はほとんど写っておらず、二枚目と数ミリほどコマだぶりしていました。
3コマ目以降の10コマは、少々コマ間が広めではあるものの、上の写真のように問題なく写っていました。
また、充分な幕速が出ていないと言われるフォーカル・プレーン・シャッターもまあまあ正確なスピードが出ているようで、極端にオーバー露出になっているものはありませんでした。
まあ、キエフ60ですから色々なトラブルは覚悟の上です・・・これから徐々に調整しながら、撮影して行くのが楽しみです。^^
しかし、P6マウントのカメラを2台も持っていると、そのうちCZJ Flektogon 4/50 とか、CZJ Sonnar 2.8/180あたりが欲しくなるかも・・・^^;やばいなあ。
愛知県愛知郡長久手町杁ヶ池 杁ヶ池公園駅付近にて
Arsenal Kiev 60
Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80 MC
Fujicolor Pro 400
Scanned by Epson GT-X770
Kiev60、問題はありましたが、想定の範囲内でした。
Mamiya RBとかRZも興味はありますよ、あの蛇腹ならではの接写能力は凄いです。
でもな~、あれを手持ちするのはちーときついです・・・
キエフって、存外軽いんですよ。^^
私、Saraiaといいます。
3ヶ月前からここのサイト拝見しています。
Pentacon Sixってトラブルは多いが、写真の写りはすごいと
思って探しているのですがなかなか中古店から出てきません。
オークションはどんな状態なのか二の足を踏んでいる状態です。
今回の記事を見て参考になりました。
Kiev60、そんなカメラあったのですね。初めて知りました。。。
またKiev60の写真拝見させて頂きます。
マウントを一つ増やしたら、標準、広角、準望遠、
3本は確実にレンズが増えますねぇ。
そりが自然の流れです、ハイ。
抗わずに、自然に身をゆだねましょう‥。
にゃはは(笑)
Kiev60、想定内で良かったですね、あの寒さの中での撮影なので、温かくなったら
大丈夫な気がしますが・・・・・・
このレンズも、相棒が決まって喜んでいることでしょう
それにしても、このレンズ、ヤバいですね
やっぱレンズですね、レンズ地獄突き進みましょう(笑)
ベケペンの165mm、セミジャンクをお安くゲットしました(
^^)v
マニュアルの機械式の中古のカメラには色々な味わいカメラがありますよね。で
もデジタルカメラになると、その性質上色々とかって楽しむというわけにはいか
ないし、それにどれもこれも似たり寄ったりで個性を感じませんね。単体露出計
を上手く使いこなせたらもっとカメラの選択が広がるのにと自分自身思うのです
が・・・(^_^;
あっという間に2台も試写されたなんてすごいですね!こちらは少々問題
ありのようだったようですが、それでも無事に撮れていて良かったですね♪
これでビオメタちゃんも本来のあるべき姿で使えるようになって、これから
写真を撮るのがもっと楽しみになりますね♪(*^-^*)
ふふふ、2台のキエフを手に入れて、次はまたさらなるレンズ沼が待って
いるんですね。ノブさんの写真を見て感染しないようしっかり心を引き締
めながら、キエフとツァイスレンズたちとの写真をとても楽しみにしていま
すね。^^v
2枚目の光と影の描写が何だかとても好きです。フィルムで撮るとなぜか
光と影がより印象的になりますね。(*^-^*)
おお、3ヶ月前もから、このヘタレブログを見ていただいているんですか、ありがとうございます。^^v
ペンタコン・シックス、カメラは色々トラブルが多いですが、レンズは優秀ですね。
カール・ツァイス・イェナのレンズ、性能は西側のツァイスと遜色ないのに、値段は滅法安いです。^^
Kiev60、ペンタコン・シックスの悪い遺産も引きずってますが、改良されてるところも多いですね。
これからまた遊びに来てくださいね~。^^
Biometarの本来の描写力を垣間見た感じの試写でしたね~。
645で使っても良いレンズだと思いましたが、やっぱり6x6で使ってやるのがスジと言うもんでしょうね。
CZJのレンズ、eBayでも結構高いんですよ・・・
ソビエト製のカレナーとかベガとかミールとかが集まりそうな気がします。^^;
Kiev60、もっとすごいコマだぶりを想定してましたから、全然OKでした。^^v
しかし、Biometarの描写は驚きましたね~、645だと活かしきれてなかったです。
ばけぺんの165mm、安かったら少々難ありでも買いですね~。^^v
デジタル一眼レフは早々簡単に新しいモデルを買えませんが、銀塩は安くて良いですね。
フルマニュアルなら、大体使い方はわかりますので、ほとんどマニュアルは読まないで済みますしね。
単体露出計、ゴッセンのルナ・プロを持ってますが、最近調子が悪いです・・・
今度はスタデラでも落として見ようかな。^^;
ブローニーの試写は早いですよ~、6x6で12枚、6x7なら10枚、6x9なら8枚でいっちょ上がりです。^^;
Biometar、88Cで使うより60で使うほうが使いやすいです。
88Cで使うとブリーチロックに深度レバーが隠れるので、深度が見られないんですわ。^^;
使い分け、なんとなく決まってきそうな感じですね。
ブツ撮りとポートレートは88C、風景は60って感じかな。
あはは~、Flektogon 4/50、ええですね~。
シュナイダーのクルタゴン60mmも良さそうです・・・^^;
こんなカメラを買うと、違う種類のレンズ沼に入りそうです~。^^;