2010年5月6日 古き蔵をさえぎるもの
2010年 05月 06日
旧東海道の面影を残す有松・・・古い蔵が残っていたりして、日本情緒が素敵な街です。
ただ、ここで写真を撮るときいつも悩まされるのが、この電線です。
この電線を写さないようにして古い日本情緒を切り取るために、いろんなアングルで挑戦してきましたが、なかなか簡単ではありませんでした。
じゃあ、いっそのことこの電線を主役にして撮って見ようか・・・と開き直って、こんな写真を撮ってしまいました。^^;
名古屋市緑区有松にて
Asahi Pentax 6x7 "Bakepen"
SMC Pentax 67 165mm/F2.8
Ilford Delta 400
Scanned by Epson GT-X770
私は電線や電柱が写ってしまうのは気にならないほうなので気が楽です。
あえて画面に入れたりしてます。
どうしても電線や電柱が邪魔な時は、フォトショップで消したらいいんですよ!(笑)
邪道かな?
電線も含めて景色と思ってますから。
きっとそのうち電線も情緒ある風景になると思ってます。
そして電信棒っていう方言も積極的に使っていきたいなとも思ってみたりします(笑
でも観光地ではなくても、電柱や周囲のビルやら・・・・本当に悩むところです。ストポも背景処理・・・・悩みの種ですが、モデルさんを移動させることができない時は諦めます。
を進めるべきなんでしょうね~。でも地中化はお金がかかるのかな?
それにしても、この雑然とした電線の始末からは、なんというか、
ヒステリー状態が去った後の脱力感みたいなものを感じます。
絞りの街で有名で、街の雰囲気を壊さないように
こういう建物が多いと聞きます。
それなのに電線まみれなんですね。
こちらは歩いたことはありませんが、車で移動くらいで
ゆっくり歩いてみたくなりました。
蜘蛛の巣のようです(^_^)おこちゃま手当てをばらまくなら、
すべて地中化する財源に充ててくれればいいのに?(笑)
わたしはこのレンズ、165mm/F2.8のお写真を見て
レンズ交換式67を買おうと決意しました。遠近感と画角の
バランスが中判独特の世界で羨ましかったし、
死ぬまでに一度使ってみなければ、と思ったです(^_^)
あまり変な切られ方にならないように、
電線の配置を工夫するのもまた楽しみに思えるといいのですが・・・。
それにしても、重そうな土蔵の扉ですねえ。
両方とも動かせないものだったら開き直りも一つの方法かも知れませんね。名古屋は日本で一番早く電柱を地中化した町だったのでは
ないですか? 仙台も駅前辺りは電柱を撤去してガス灯を設置して懐古趣味の演出をしているみたいです。
でも、電柱のない町並みは空が広いですよね。
宮城にも村田町という蔵の町がありますが、行ってみたいのは川口市ですね。京・奈良が古い町並みの代表でしょうけれど・・・・・
あの辺りはもうもとんど伝線は地面に埋まっちゃってました。
スッキリしている反面、なにか物足りなさもあったりとか(^^;
昭和の風景はもう都心は過去のものになってしまったようです。
しかしながら改めてnoblivionさんの写真見て、私
「全然上見て歩いてないなあ」と(^^;少し反省しました・・・
他の国ってどうしてるんでしょうね。日本ってほんと街中も田舎も至る所配
線だらけの様な気がします。地面の下に配置すればとも思うけど、メインテ
ナンスを考えると現実的には電柱が理想的なのでしょうね。でも写真を撮る
にはすごく邪魔ですね(笑)
これは完全に電線が主役ですね
いつもはメインのはずの蔵が引き立て役にまわっています。
教科書どおりの写真じゃ感動が薄れているこの頃ですが目から鱗。
とっても刺激をもらいました
僕もフォーカスを変えて街を歩いてみます。
現代の風景を切り取りたいときには、電線や電柱って全然気にならない存在です。
でも・・・和風情緒を撮りたいときには邪魔ですね~レタッチソフトで消すときもありますよ~。^^;
電柱や電線、よく見るとフォトジェニックだったりするときがあります。^^;
電信棒って方言でしたか^^;・・・電信柱も含めて、いまや死語になりつつあるのかもしれませんね。
日本の行政は効率重視で来ていましたから、街の景観とかを考えるゆとりがなかったんでしょうね。^^
海外に行くと、古い風景がそのまま保存されていて、うらやましくなるときが多いです。^^
電線の埋設条例、徐々には進んできているみたいですが、有松あたりは真っ先にやって欲しい地区ですね。
あはは、ヒステリー状態が去った後の脱力感・・・うまいこと言うなあ、まさしくそんな感じでした。^^v
うん、おこちゃま手当てのばらまきより景観保護に財源充当、賛成です・・・不謹慎ですが。^^;
6x7の中望遠の描写って、一番中判らしい雰囲気がありますよね~、Mamiya7の150mmの描写、楽しみにしてます。^^v
同じ電線でも、古い電線はそれなりに情緒がありますが、最新式のものは情緒がないような気がします。^^
便利な生活にはなってきており、それはそれで良いのですが・・・なんだかな~・・・と思うときがあります。^^;
おお、名古屋って、日本で一番早く電柱を地中化した町だったんですか・・・知らなかった。^^;
仙台に住んでいたとき、村田町はいってみたい場所でしたが、結局いけずじまい・・・もったいないことをしました。^^;
皇居周辺は外国人が訪問することも多いので、真っ先に景観保護に乗り出したんでしょうかね。^^
空がすっきりと広い景観、憧れるんですが、寂しくなるときもあるかもしれませんね。^^;
私達の生活になくてはならないものなんですが、美的な面を考えるとなんとかならないかと思いますよね。。。
英国の田舎に行くと、随分早くから電線の地中埋設を行ってきているみたいですね。
メンテナンスは確かに面倒ですが、それでも風景の方が大切・・・と思う人が多かったんでしょうね。^^
いつも苦労している電線、たまには主役にしてやったら面白い絵が撮れました。^^v
土蔵のある風景はのどかでノスタルジックでよいものですが、たまにはこんなリアリズムもいいかな~、って思います。^^v
この写真は、普段厄介者扱いしている電線を主役に据えて撮りましたが、結構面白かったです。^^
地中埋設が一番なんでしょうが、コストの面でなかなか折り合わないんでしょうね~、税金が上がるのもつらいし。^^;