2010年7月27日 ハーフティンバーな英国
2010年 07月 27日
「ああ、英国だなあ・・・」と思う風景の一つがこれ・・・ハーフティンバースタイルの住宅です。
ハーフ‐ティンバー"Half-timber"とは、柱・梁・筋違などの骨組みを外にむき出しにし、その間に煉瓦・土・石を充填して壁とする西洋木造建築の様式です。
英国のみならず、フランス東部やドイツでもよく見かける様式で、フランスではコロンバージュ、ドイツではファッハ・ベルクと呼ばれています。
別名チューダー・スタイル"Tudor style"とも言われるように、英国チューダー朝の頃に流行った建築様式で、英国の田舎に行くと、いまだにその頃作られた家がたくさん残っています。
つまり築400年とか言う物凄いアンティークな住宅ですが、いまだに住居や店舗として使われています。^^
上はラヴェナム(Lavenham)で見かけた典型的なハーフティンバーです。
長い年月の間に、重さに負けてティンバーフレームが曲がってきてしまうんですね。
曲がってしまったホテルにも泊まったことがありますが、床が斜めっていて実に楽しかったです。^^
上はサフロン・ウォルデン(Saffron Walden)で見かけたハーフティンバーなユース・ホステルです。
現役で営業しているのでしょうか・・・一応、YHAの表示は出てましたが・・・^^;
1枚目: Lavenham, Suffolk, England, UK
2枚目: Saffron Walden, Essex, England, UK
Pentax MX
Pentax FA31mm/F1.8 AL Limited
Ilford Delta 400
Scanned by Epson GT-X770
私ももっぱらモノクロで撮影を楽しんでいますが、モノクロはいいですね。
何ともいえない情緒がありますね。
もし私がこんな国へ行ったら、30分であっという間に
ブローニーフィルム5本は使い切ってそう。。。
フィルムって意外とかさばるものなんですよね(^^;
日本では築400年の家なんて滅多にありませんから欧州はスゴイ!
これは特にキレイな場所を写してるんですか?
日本みたいに電柱もなく、実に美しい町並みですね~
風化でトタンもめくれていて、ハーフティンバーな住居化している
家があります‥、って、そりは違うかっ(^_^;
欧州は少しくらいナナメっていても、地震か少ないので
平気なのでしょうか。いいなぁ(^_^)
そんなに曲がっても大丈夫なのでしょうか?
おおらかな気質なんでしょうね。
日本でも高耐久住宅を普及させていこうとお役所が指導しているようですが、400年ですか・・・歴史が違いますね~(^^)
おお、チェスターをご訪問されましたか、素敵な街らしいですね~、あのあたりはハーフティンバーの宝庫ですよね。^^
こういう風景はカラーで撮るより、モノクロフィルムでじっくり撮りたくなりますね~♪
私も現地に行ってから、「もっとフィルム持ってくればよかったなあ~」って思いましたよ。
今度行くとしたら、中判を持っていくだろうなあ、かさばりますけど満足度が違うように思います。^^v
英国のハーフティンバー、曲がってはいても隙間のあるものは無いですね~、メンテはきっちりやってるみたいです。^^
そういえば、電信柱ってあまりみかけない・・・見苦しい看板もない・・・極普通の町並みでも、フォトジェニックに見えますね~。^^
日本でも古い農家などはハーフティンバーですよね~、ただ湿度が強い風土なので長持ちしませんが・・・^^;
また地震が少ない風土なので、こんな住宅でも長持ちするんでしょうね、きっと。^^v
英国のユースホステル、古城を改造したものなんかもあって、楽しいみたいですよ~♪
サフロン・ウォルデンとかラヴェナム、英国らしいしっとりした街でしたね~、ぜひレンタカーでお出かけくださいな。^^v
これでも実際には倒れはしないんですよね。 地震がない所為なのですか?
2枚目の写真は電柱がなくてそのまま中世の騎士道映画が撮れそうですね?
毎日、映画にこだわったコメしかできないなぁー(笑)
英国は地震とは無縁の国ですから、ひん曲がった建物でも崩れずに残ってますね~♪
だから築100年ぐらいだと、「古い家」って言わないみたいです・・・200は経たないとねえ・・・みたいな感じでした。^^;
英国にはこのハーフティンバーな建物がいっぱいありますね~、自動車も20年以上前のが平気で走ってます。^^
古いものを大切にするのって、不便な部分もいっぱいあるんでしょうが、それをあえてやってるあたりは感心します。^^