2010年11月22日 晩秋のベンチ
2010年 11月 22日
落葉の舞い散る公園で、物思いにふけるには・・・
プラスチックやコンクリでできたモダンなベンチより、こういう昔ながらの木のベンチが一番ですね~。
曇天で薄暗い日だったので、ばけぺんの105mm/F2.4を絞り開放にして撮ってみました。
手前がボケていて、背景もボケる・・・いわゆるミニチュア風味の写真ですね。
最近のデジタルカメラは、イフェクトでこういうミニチュア写真が撮れる様になりましたが、やっぱりレンズの力だけで撮るミニチュア風味の方が好きだなあ。^^
愛知県みよし市三好公園にて
Asahi Pentax 6x7 "Bakepen"
SMC Takumar 6x7 105mm/F2.4
Fujicolor Reala Ace 100
Scanned by Epson GT-X770
でも、誰もいなくて枯れ葉がいっぱいの寂しげなベンチ・・・
ちょと前までは恋人同士が腰掛け愛を囁き合ったかも知れない・・・
お年寄りがゆっくりと休んだかも知れない!
色んな姿を見てきたんだよねぇー・・・これからはもっと座る人が居なくなるんだろうな・・・?
この季節、薄曇りだと絞りを思い切って開けられるので、まさに“開放シーズン”到来ですね。^^
それにしても、地面への埋まり具合がいいベンチですねぇ。
座ってもカチンとした冷たさが和らいで感じるのが木製ベンチのいいところ。
フィルムチェンジのついでにちょっと一息入れたい時、こういうベンチがあると助かりますよね。
ワタシがやると何故か、いまいち中途半端な場所にピントを
合わせてしまい、変な印象の写真になりがちなんですよぉ。^^
しかし、落ち葉とペンキの禿げたベンチは、最高のコラボです。
さすがに105mmとなると被写体に集中して撮影できますね^^
けど、それしか撮らなさそうだし、建物とかもあまり撮らないから
宝の持ち腐れかな?とか(笑)
中古で出物があったら、買ってみようかなぁ(笑)
おっしゃるように、こういうベンチは「どんな人が腰掛けていたんだろう・・・」っていう想像力を喚起しますね。^^
12月に入ると、さすがにこのベンチで休憩する人は少なくなるでしょうね~^^;
どピーカンの日でも、PLやNDかまして無理やり開放で撮ってますが、曇天の日は楽ですね~♪
こういうベンチはデジタルで撮ってもあまり面白写ってはくれませんね・・・やはり中判の絞り開放が一番雰囲気が良いと思います。^^v
そうですね~、木は冬は暖かく夏は冷たくて、すわり心地が優しくてよいですね~♪
おお、ばけぺん復活しますか~、最近は中古マーケットでの玉数も多く、値段もこなれてきていますもんね。^^v
中判の極薄被写界深度写真を撮るとき、なるだけ合焦ポイントは手前に持ってくることが多いです・・・ボケが大きくなりますので。^^;;;
ここのベンチ、他の季節はあまり風情がないんですが、落ち葉の季節になると良い雰囲気になってくれますね~♪
ばけぺんで使う105mm、135版に換算すると約50mm・・・本当に標準レンズなんですよ。
でも深度がまるっきり違いますから、しっかりと切り取ったような写りになって楽しいですね。^^
あはは、ジオラマ写真、ミニチュア写真を撮るなら、あおりをいかせる大判が一番なんでしょうね~♪
今はトヨビューあたりでも滅茶苦茶に安いですから、お一ついかがでしょうか~♪