2011年4月28日 街角のブロンド
2011年 04月 28日
Kodak Ektar 100、コダックのフィルムらしく、少々黄色っぽく仕上がる傾向があるようです。
でも、欧米人の肌を綺麗に描くためには、このぐらい暖色系に偏ったほうが良いのかもしれませんね。
まわりの風景を基準にしてカラーを整えてみたら、看板のブロンドのおねえさんの肌がなんとなく青っぽくて、不健康・・・
なので、本来の色調のまま、トーンカーブだけの調整で仕上げてみました。
名古屋市千種区星ヶ丘にて
Pentax 67
SMC Pentax 67 165mm/F2.8
Kodak Ektar 100
Scanned by Epson GT-X770
コダックのフィルムが黄色っぽい仕上がりになるわけは、なにやらブロンドヘアを美しく仕上げることを最優先に考えたチューニングだという説があるらしく、そういうところはさすがアメリカ製品ですねぇ。
逆にイエローか前に出てくる分、晴天日陰の青転びはフジのフィルムより抑えらてナチュラルに撮れるようで、そう思い込んで撮り分けるのもけっこう楽しいですよ。(^-^)
コダックは欧州の人々の好みを最優先しているとか聞くことって多いですね~、でもこれこそが忠実再現だと言う人もいるみたいです。
私は日本人のせいか、どうもフジカラーやフジクロームの方が安心して使えるような気がします。^^;
Ektar 100は、赤がとても綺麗に発色するフィルムですね、紅葉の時期には欠かせないフィルムです♪
中判は標準レンズもしくは中望遠ぐらいで撮ると一番立体的に写るような気がしますね~^^v
色かぶりもフィルムの個性の一つと思ってますが、あまりにひどいときはどうしても大幅にいじることになってしまいますね。^^;
こうやって個性をつぶしてしまうのであれば、何を使ったって同じじゃないか・・・と矛盾を感じるときもありますねえ。^^;;;
うんうん、青かぶりするときもありますよ、日陰なんかで撮影するとてきめんですね~。^^;
昔はフィルターワークでこういうカラーバランスを整えたんでしょうが、今はデジタルで編集できるので便利になりました♪