2012年1月27日 JAZZ & COFFEE
2012年 01月 27日
私が大学生だった頃、JAZZ喫茶というものがあり、家で聴くより大きな音量でJAZZを聴きたいときには、よく出かけました。
今ではホラしか吹けなくなりましたが、私はかつてはサックス奏者でした・・・なので、JAZZ喫茶に行くとサックス奏者のアルバムをリクエストすることが多かったですね。
ジョン・コルトレーン、スティーブ・グロスマン、ジョー・ヘンダーソン、アルバート・アイラー、ガトー・バルビエリあたりのアナーキーなサックスを大音量で聴くと、魂がゆすぶられるような気分になり、実に快感なのでありました。^^;
コーヒーはどこも徹底的に苦くて濃かったなあ・・・鳴っている音楽同様、ストイックな雰囲気に満ち溢れていました。
でも・・・昨今、そういう野蛮な体育会系JAZZを聴かせるJAZZ喫茶は絶滅危惧種になってしまったかもしれません。
50年代ハードバップやピアノ・トリオ、ボーカル主体のオサレなJAZZ喫茶ばかりになってしまいましたね。
でも、名古屋の栄には、昔ながらのJAZZ喫茶、YURIさんが残っています。
さすがにコルトレーンのアセンションなどはかかりませんが、渋めのメインストリームJAZZが鳴っていることが多いですね。
この看板はそのYURIさんのものですが、このワニのイラストはJAZZ専門情報誌のスイング・ジャーナルのレコード評(CD評ではない^^;)で使われていたものですね。
う~ん、ちょっと懐かしいです。
名古屋市東区東桜1丁目付近にて
The "Bakepen" - Pentax 67
SMC Pentax 67 165mm/F2.8
Fujicolor Reala Ace 100
Scanned by Epson GT-X770
家具の音楽と化しているので、体育会系は肩身が狭い?
てか、それだけジャズが浸透してきているのでしょう。
和食主体の居酒屋まで、ジャズだもん(^_^)
うちは姉がジャズバンドでピアノをやっていたのでその影響で軟弱になる前のジャズも一通り体験できました。ガトー・バルビエリはLP持ってたなあ。本物のカウント・ベイシー楽団を見たことがあるのが自慢です~。
いかん!若ぶってたのに「親亀の背中に~」で封印を解かれて昔の自慢話する年寄りに戻ってしまいました。
うどん屋さんでジャズが流れている時は、??って最初思いましたが。 ;)
JAZZ喫茶って、中に入るのは勇気が要る・・・ここは大丈夫ですよ、名物タコライスでもランチに食べてきてくださいな♪
そうそう、JAZZって昔はオサレじゃなかったんですが、昨今は「オトナの音楽」みたいな扱われ方ですよねえ♪
昔を知る人間としては「なんだかな~」って感じがしないでもないです~。^^;;;
なはは、「ふく」と言う言葉も多義語なんですよねえ、日本語は奥が深いんであります♪
しかし、老化とともに昔は簡単にできたことがどんどんできなくなるというのは、実に寂しいものがありますねえ。^^;
Fusion,演奏するのは好きだったんですが、聴くのはリアル・ジャズばかりでしたねえ♪
ガトーのアルバムもってらっしゃいましたか・・・さすがに「猫」好きだけのことはありますねえ。^^
本物のカウント・ベイシーをご覧になったんですか・・・うう、うだやましい・・・84年没ですから、ある程度トシがわかるな~っと♪
最近はどこにいってもJAZZ流れてるんですよね~♪
今日も熱田イオンのスタバで日本語レッスンやってたら、マイルス・デヴィスのネフェルティティがかかっていてのけぞりました。^^;