2012年5月26日 風化する耕運機
2012年 05月 26日
うちの近くに放置されている耕運機です。
よく通る道のガードレールの向こう側にあり、いつも気になって眺めていた存在でした。
ここ1年ぐらいずっと放置されっぱなしで、一向に片付けられる雰囲気もない・・・なんでだろう・・・う~ん、気になる・・・^^;
で、先日、キエフ88Cにカレナー150mmを付けたとき、ぜひこれを撮ろうと思って出かけてきましたよ。
あまりお天気はよくありませんでしたが、まあ、こういううらぶれた被写体にはこういう光線のほうがふさわしいのかもしれません・・・^^;
愛知県みよし市にて
Arsenal Kiev 88C
Arsenal Kaleinar 3B 150mm/F2.8
Fujicolor Reala Ace 100
Scanned by Epson GT-X770
放置する場所によってはうちの窓から見えるので、
せっかくの私のガーデニングの奥に青い耕運機、とゆうのはいただけません。
耕運機で耕(たがや)した、後の土の香りは、好きですね~。
主(あるじ)無き、耕運機なのでしょうか・・・。
蜃気楼(しんきろう)のような、ボケ・・一般的に嫌われる二線ボケでしょうか・・・僕は好きですけど・・。
以前、Carl Zeiss で、開放から少し絞った時に現れた現象に似ています・・。キャノンにどっぷりと漬(つ)かり、純正レンズの誇張した色のりに慣れてしまってから、自然な発色をするZeiss に刺激薄(うす)となり手放してしまいましたが・・う~ん・・良いですね。
リアラエース100は、失礼ながら現役だったんですね・・(笑)。
コンタックスT2との相性は抜群で、使い倒した思い出が蘇ります・・。
う~ん、背景って大切なんですよね~・・・耕運機もその借景として上手くはまれば良いんでしょうが、難しそうです。^^;
いっそのこと、マッセイ・ファーガソンのごっつい赤いトラクターならマッチするかも・・・あはは。^^;;;
このレンズはツァイスのゾナーをコピーし、ソ連風味のテイストを加えたもので、ひたすら重厚長大なレンズですねえ。^^
ボケはこの時代の高解像度レンズらしく、背景によってはグルグルすることがあります・・・^^;;;
リアラエース100は、発色も階調も良く、私のカラー撮影の定番となっております♪
また遊びに来てくださいね~♪
錆も浮いてるし、部品も欠落していて、なかなか渋い面構えの耕運機さんでした♪
このカレナー150mm、今風の優等生な写りでは無く、かなりじゃじゃ馬ですねえ。^^;
お天気があまり良くない日だったし、被写体がこんなサビサビですから、まあ、こんな発色にしかなりませんでした。^^;
いっそ、モノクロームに加工しようかと思いましたが、一応踏みとどまりました。^^;