2013年7月14日 梅雨空の猫車
2013年 07月 14日
梅雨明け直前のある日、なんちゃってハッセルブラードのKiev 88CにVelvia 100Fを装填してみました。
中望遠のKaleinar 3B 150mm/F2.8を装着して、近所を彷徨していると、いかにも疲労困憊という雰囲気の猫車が一台・・・
うむ~、詫び寂びの世界なんであります(って、どこがだなどと野暮なことは聞かないように^^;)・・・こりゃ撮らねばなるまい。
フィルムをノブでギリリと巻き上げ、「!!!」と裂ぱくの気合でシャッターを押す・・・しかしシャッター音は脱力系、「ぼしゅ~」なんであります。^^;
静かっちやあ静かではありますが、あまり撮影したという実感の伴わない音なんですね。
ばけぺんみたいに、「ばしゃこ~ん」とけたたましい音が響くほうが、「お~し、撮ったど~♪」感は強いですねぇ。
愛知県みよし市にて
Arsenal Kiev 88C
Arsenal Kaleinar 3B 150mm/F2.8
Fujichrome Velvia RVP 100F
Scanned by Epson GT-X770
心の叫びが木魂する そんな印象受けたよぉー
寂の世界か~ うーん深いな~
・・・あ、ワビサビの世界でした・・・^^;;;
こういうサビだらけの農作業道具って、語りかけてきますよね~。
「お?おめさんなんしてが~て?写真撮ってが~か?」
「・・・」
「はよ、撮ってけて~。」
「・・・バチコ~ン!」
長岡弁で失礼しました~^^;;;
シャッター音、重要ですね!v^o^
やっぱり五感で感じながら写真を撮るのが、サイコーに気持ちがいいです!
なははは、詫び寂びと言うより、サビサビと言ったほうが似合いますよねえ、やっぱり。^^;
長岡弁、おもしろい言葉ですね~、俺も新潟に出かけて、こういう言葉を話す農機具、写真に撮ってみたいです♪
私には、年老いた猫車がたった今転んだように見えるのです。
「しまった、俺としたことがこんなところでつまずくとは・・・」って感じです(^^;)
やっぱりこのレンズのローアングルでの描写いいですね〜♪
もろもろりょ~かいです、がんばろ~♪
そーそー、レンズシャッターのカメラは脱力感ありますよねえ、私のRolleiflexも「ちゃ。」でおしまいです。^^;
やはりフォーカルプレーンの一眼レフが一番迫力があって、撮った感がでかいです♪
あはは、そっか~、猿も木から落ちる・・・弘法も筆の誤り・・・歳はとりたくないって感じですかね。^^;
このレンズ、ローアングルで撮ると、手前と背景が豪快にボケますから、無類に立体感が出るんですよね~。^^v