2013年12月3日 日光浴中のナンキンハゼ
2013年 12月 03日
11月初旬に撮ったナンキンハゼです。
真っ赤に色づいておりました・・・って、モノトーンの写真ではわかりませんね。^^;
間もなく葉を落としてしまうんですが、葉っぱがあるうちにせっせと陽光を吸収しようとしているように見えました。
厳しい冬を乗り切るための最後の日光浴って感じでした。
愛知県みよし市三好ヶ丘にて
Rolleiflex Automat MX
Zeiss-Opton Tessar 75mm/F3.5
Neopan 100 Acros with Fuji Microfine (Stock, 10 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom
面白いです。
葉っぱと光が渦を巻いているような...逆光だけど、しっかりデテェールがあって、かつ、自然なグラデーション...フィルム中判ならではのエネルギー感満載です!!
これはすごい…生きているみたいです。
“最後の日光浴”ってそうかぁ、葉っぱってのは陽を浴びる表面積を出来るだけ増やすためにあって、冬に備えて可能な限りエネルギーを蓄えようと、その最後の力を振り絞っている姿が紅葉なわけですね。
まさしく、生きるために必死になっている姿ですね。
あはは、Lightroomで露出をオーバー目に現像し、さらに明瞭度を下げてやったら、こうなりました♪
アクロスと言うフィルムは、とっても諧調が広いので、こういう遊びをするにはぴったりなんであります。^^v
これ、撮ったときはもう少しアンダーだったんです・・・樹の幹なんか、かなりつぶれてたんですけどね。^^;
でも、アクロスは偉大なり~、そしてそのわずかな諧調の差を拾ってくるLRも偉大なり~なんであります♪
はい~、最後の光合成のチャンスを生かすべく、樹も必死なんだなあ、って思いました。^^
それにしてもアクロスは繊細なフィルムですねえ、LRで無茶苦茶な処理をしても微妙なトーンのディティールが損なわれません♪
これ、真夏に撮っても、こうはなりませんよね~^^; 葉っぱがもっと黒くなっちゃいますね^^;
やっぱり、モノクロでも季節感が出るんですよね~!
それにしても、11月だというのに、なんと暖かそうな日の光!
木漏れ日が眩しいです!^o^/
おお、そうかも~、真夏に撮ると葉っぱが猛々しい濃緑ですから、こうは写らないんですよねえ、緻密な観察眼に脱帽~♪
愛知県の11月、基本的にはまだまだあったかいんですよ、12月になってようやく冬を実感します。^^;
ナンキンハゼの樹は枝振りがフォトジェニックで、すべての葉を落とした真冬の姿もよく撮ります♪
Lightroom、カメラをグレードアップするぐらいの威力はありますねえ、コスパ最高であります。^^v
Rolleiflexは、スポーツファインダーでフォーカシングができるので、こういうアングルの写真が撮れるんですよね。^^v
紅葉の季節はリバーサルを入れようと思っていたのに、自家現像を始めてしまったので、またしてもB&Wばかりです・・・^^;;;
Lightroomでポストプロセスしてるんですが、アクロスはいじりやすい性格のフィルムなので助かります♪
いやいや、私にも光を浴びて楽しそうにはしゃいでいるように見えますよ。^^v