2014年1月18日 15年ぶりの化粧直し
2014年 01月 18日
愛知県出身で日本を代表する建築家、黒川紀章氏設計の豊田大橋です。
1999年に竣工し、モダンでアグレッシブなデザインで豊田市のランドマークの一つとして親しまれてきました。
白亜の橋ゆえに、竣工から15年も経つとさすがに汚れが目立ちはじめ、昨年の秋から大規模な改修工事が始まりました。
工事期間は半年とのことなので、春先には美しい橋がまた現れます・・・でも、錆好きの私は汚れている豊田大橋の方が好きですけどね。^^;
さて、今日も例によってLightroomで着色したモノトーン写真なんであります。
私、こういうトーンが大好きなんであります・・・昨日も言いましたが、昔のJAZZアルバムのジャケットによくあったパターンなんです。
一流のミュージシャンのアルバムには惜しみなくカラーデザインが施されますが、B級ミュージシャンの場合にはモノトーンが多いようです。
Black & Whiteだとあまりに寂しいので、せめて彩色して華やかにするというチンケな発想なんでしょうかね。^^;
でも、これが50年代~60年代のしっぶ~いJAZZにはよく似合うんであります♪
例えばこのBlueな色・・・Booker Ervinのリーダー作、The Blues Bookのジャケ色であります。^^
ブッカー・アーヴィンと言えば、Charles Mingusのバンドで活躍したアクの強いテナーマンですが、そのサウンド同様、100%「ろいくのずーじゃ(黒人のジャズ)」なBLUEなんであります♪
愛知県豊田市 豊田大橋にて
Rolleiflex Automat MX
Zeiss-Opton Tessar 75mm/F3.5
Neopan 100 Acros with Fuji Microfine (Stock, 10 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom (onOne Software's Preset: Cross Process-Blue)
私もこのトーン、好きです。
しかし改修中の橋も別の見応えありますね。
木組みが独特な雰囲気を出してます。
最初、豊田大橋を撮りに行ったとき、「ちっ、改修中かよ・・・」って思ったんですよ・・・
でも、こんなチャンスはめったにない・・・頭を切り替えて、一番それらしく見えるアングルで撮ってみました♪
なんと、お化粧直しですか~!
15年ぶりのお色直しは、どんな色に仕上がるのでしょうかね~!
・・・あ、同じ色ですかね・・・やっぱり^^;
でも、錆銀メンバーとしては・・・ちと頂けませんね~^^;
去年の夏のノリタケの森のキルンを少し思い出してしまいました・・・^^;
ま、メンテナンスは重要です!^^;
なんせ、人の命を預かる物ですからね~^^;;;
あはは、基本的に白塗りだと思いますが、まっかっかとかまっきいろになったら、それも面白いかも~♪
そーそー、錆銀メンバーにとっては、修復は天敵なんであります・・・大きな声で言うと怒られそうだけどね、うひひひ。^^;;;
改修用の足場の迫力!半端ないっす!
あぁ~黒川先生に悪いかっ!
そうかぁ~ブルーの着色ってそういうイメージありますねぇ~
むぅ~!なにかインピレーションをもらった気がします!!
私もモノクロ写真を加工したものだとは思えませんでした!
しかし、改修工事は残念ですけど、古い車と新しい橋のような新しい対比が見えたりして面白くなるかもしれませんね!
モノトーンの写真の彩色って、昔は当たり前のように見かけたんですよね~、私はアレの独特の雰囲気が好きでした♪
黒川センセは愛知県出身なので、うれしいことに結構そこらじゅうでみかけるんであります・・・東北はどうだったかなあ・・・^^;
橋はモダンなのに、改修のための設備はめっちゃ古めかしいと言うか、美しくないんですよね。^^;
この対比が面白くて撮ってしまいました・・・着色、いろいろ試してみましたが、この橋にはブルー系が似合うようです♪
白黒だけの写真で勝負できれば一番なんでしょうが、自分が飽きちゃうんですよね。^^;
なので、時々こういう昔臭い着色モノトーンをやってみたくなるんであります♪
昔のJAZZアルバム風味の真四角・彩色写真シリーズ、お気に召して何よりなんであります♪
この橋は私の地元のシンボルなので、改修後もライフワークとして、いろいろな表情を撮り続けるでしょうね~。^^