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2014年2月18日 未来を見つめる老雄
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「歳は食っていても、俺はまだこれからだ!」・・・そんなことをつぶやきそうな、不敵な面構えのトラクターなんであります。
原状に甘んじず、常に前を見る・・・ううむ、ポジティブです♪
この虎、数年前までは愛知牧場の観光トラクターとして客車を牽引してましたが、今は牧場のゲートで観光客のお出迎えをしています。
現役は引退してますが、いまどきの機械にはない男臭い存在感、素晴らしいんであります♪

さて、久しぶりにIlford Pan F Plus 50を使ってみました・・・シャドウに粘りとエネルギーがあってお気に入りのフィルムです。
せっかく自家現像を始めたので、今回は減感撮影・現像をしてみました。
このフィルム、公称ISO50なんですが、実効感度はそこまでない感じです・・・欧州系のフィルム、そんな傾向が多いですね。
そのため、今回は感度をISO25として撮影しました・・・超低感度です。
例えばこの写真、絞F3.5開放で1/250だったと思います・・・高速シャッターのないRolleiflexで絞開放を使いたいときには便利です♪

以前、Ilford Fp4 Plus 125で現像リールへの巻き込みに失敗したので、今回は慎重に巻き込みました。
パターソンリールのステンレスボールも、事前にしっかり動かしておいたせいなのか、今回は簡単に巻き込めました。
同じIlfordのフィルムなのに不思議です・・・あ、単純にフィルム巻き込みに慣れた、ってことかもしれませんが。^^;

現像はイルフォードの純正現像薬、Perceptolを使いました。
減感・増感・希釈現像をやるときの温度や現像時間の目安は、"Digitaltruth"というWebsiteでチェックするのが便利です。
それによると、Ilford Pan F PlusをEI25、Perceptolで現像するには、20度で9分とのことでした。

所定の温度と時間で現像しました・・・出来上がりをスキャンしてみたら・・・おおおお、のけ反りましたねえ♪
これぞ白黒写真、と言いたくなるような見事なトーンの写真ができあがっておりました。^^
Ilford Pan F Plus 50の本来の描写はこうだったのか・・・
シャドウの粘りとエネルギーは相変わらず感動的ですが、ハイライトの緻密さと超微粒子な仕上がりも、半端ないクォリティです。
こういう絵を見てしまうとあざといポストプロセスはやる気がなくなります・・・レベル調整ぐらいで十分気持ちの良い写真ができあがります。

ただ、このパーセプトール、経済性はあまりよくないです・・・1L用で780円もするのに、4回しか現像できないらしいです。
富士フイルムのミクロファインなら1L用で310円、しかも8回も使いまわせるので、勝負になりません。

しかし・・・よくよく考えたら、ミクロファインもパーセプトールも、メトール系の超微粒子現像薬で、Kodak D-25処方がオリジナルです。
つーことは、薬局に行ってメトール、無水亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウムを買って来て調合すれば一番安上がり・・・
むふふ、自己調合、してみよっかな・・・でもさすがに面倒くさいなあ。^^;

愛知県日進市 愛知牧場にて
Rolleiflex Automat MX
Zeiss-Opton Tessar 75mm/F3.5
Ilford Pan F Plus 50 at EI 25
Ilford Perceptol (Stock, 9 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom
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by noblivion | 2014-02-18 06:00 | Tractors | Comments(8)
Commented by Ricky007 at 2014-02-18 14:13 x
おおぉ~減感ですかっ!
どんどん深化していきますね!!
薬剤の調合ですかっ!チャレンジしてみようかとおもう時点で尊敬します(笑)

このFORDは、アイボクの入り口のやつですよね?!
旨く撮るなぁ~
障害物が多いので、私、こやつは旨くとれませんでしたよ!
Commented by 皐月の樹 at 2014-02-18 18:59 x
うっほ~!
これ、Ilford 50ですか~!力強さはそのままあるのですが、なんとも緻密でここちよいトーンでしょうか~!^o^/
フォードのボディーやシャーシの質感描写、抜群ですね~!
50と謳わない方がいいですね~・・・^^; これ、25どころか、12くらいに減感しても行けそうな雰囲気なんでございます~!
私も、今度、まずは25で逝っちゃいます~!v^o^
レポートありがとうございます~!^o^/

それにしても・・・ローライの最短くらいまで寄られてますかね~?
ド迫力です!v^o^
Commented by blackfacesheep at 2014-02-18 22:03
Rickyさん、こんにちは。^^
あはは、薬剤の調合、精密な計量が必要そうなので、まずやることはないでしょうねえ、自家現像なら出来合を買っても安いですから♪
そー、このFORD、障害物が多くて意外に撮りにくい場所にあるんですよ・・・ウェストレベルなので、下から煽ってやりました。^^v
Commented by blackfacesheep at 2014-02-18 22:05
皐月の樹さん、こんにちは。^^
EI25のPan F Plusの粒子の細かさ、ちょっと感動的ですねえ、T-MAXもAcrosも敵いません。^^v
パーセプトールの威力かもしれないので、今度、アクロスをEI50で撮影現像して様子を見ようと思っております♪
Commented by film-gasoline at 2014-02-18 22:12
うっひょ~~~~!
これは痺れます、仰け反ります、もう昇天寸前です(笑)
さすが師匠なんであります!
いや~、コヤツの魅力をフルに引き出してますね~♪
70年代アメリカンそのものです。
Ilford Pan F Plus 50・・・うん、次はこれだ(^^)v
Commented by blackfacesheep at 2014-02-18 23:36
フィルガソさん、こんにちは。^^
T-MAXとかAcros、Deltaってあたりは粒子が新しくて広階調で超微粒子、ある意味デジタルっぽい描写になりますよねえ。
でも、Pan F Plusは伝統的な白黒フィルムの魅力があります・・・これで旧車の滑らかなフェンダーとか撮ったら、すげえだろなあ♪
Commented by 風つかい at 2014-02-19 23:38 x
黒顔羊さん、自家現像の深~い沼に足を踏み入れつつありますね。
読んでいてワクワクしています。マニュアルから解放され、自分だけのレシピを作る。錆銀的に究極の楽しみですね(ニヤニヤ)やはりフィルムは奥が深いなぁ。デジタルでは味わえないカオスな世界です。
Commented by blackfacesheep at 2014-02-20 00:03
風つかいさん、こんにちは。^^
あはは、自家現像の世界、楽しいですよねえ、引きずり込んでいただき、感謝感激雨あられなんであります。^^
減感・増感・希釈現像・・・いろいろと遊べる要素があって、飽きませんねえ♪
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