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2014年2月25日 バイエルンの壁絵の街にて
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先週の日曜日、私の所属する写真塾の撮影会で、犬山市のリトルワールドに出かけて来ました。
リトルワールドとは世界中の民家が集められた野外民族博物館で、デジタル写真ブログでご紹介したように、1日で世界一周が可能です。

ここは「ドイツ・バイエルンの村」という名前の付いた一角なんであります・・・壁絵の描かれた家が見事な完成度なんであります。
背後にコロンバージュなアルザスの家が見えてるのがなあ・・・イタイなあ・・・
あれさえなければ、壁絵で有名なバイエルンのオーバーアマガウ、もしくはミッテンヴァルトで撮った、と言っても通りそうなんだけどなあ。^^;

さて、今回のフィルムはKodak T-MAX 100なんですが、現像液は指定のT-MAX Developerではなく、Ilford Perceptolを使いました。

Kodak T-MAXはT粒子を使う新世代のフィルムの一つで、旧来のD-76で現像すると軟調になる・・・と言う話を聞いたことがあります。
じゃあイルフォードの誇る超微粒子系現像薬パーセプトールはどうか・・・早速試してみましたよ。
現像時間は、例によって"DigitalTruth"でチェック・・・Kodak T-MAX 100のEI100、PerceptolのStockは12分となっております。
すでに1回使った現像液なので、疲労度を考えて10%現像時間を延長・・・13分でやってみました。

スキャンしてみると・・・おお、確かに極軟調であがってました♪
トーンをもう少しメリハラせて、ちょっとセピアを入れて仕上げたのが、上の写真なんであります。
印画紙に焼くにはゆるすぎてNGだと思いますが、スキャナで取り込むときには、階調豊富でなかなか良い感じのトーンなんであります♪
つーことは・・・同じKodak D-25処方の富士フイルム・ミクロファインでも同様の効果が出るのかも・・・また、後日実験ですね。^^

ただ、良いトーンになるとは言うものの、Pan F Plus 50をEI25で撮影し、パーセプトールで現像したものほどの感動はないです。
パーセプトールで現像したT-MAX、微粒子感は物凄いですが、階調表現が素直と言うか、あっさりしてます。
Pan F Plus 50はローキーな絵作りでシャドウの階調が鬼のように粘り、熱いエネルギーが満ちたドラマチックなトーンです。

あえてラーメンに例えると・・・T-MAXはよくできた普通に美味しいラーメンです。
でも、Pan F Plus 50は過激で麻薬性がある・・・そう、味仙の台湾ラーメン超弩級無国籍ラーメンの天下一品か、って感じです。^^;;;

愛知県犬山市大字今井字成沢90−48 野外民族博物館 リトルワールドにて
Rolleiflex Automat MX
Zeiss-Opton Tessar 75mm/F3.5
Kodak Professional T-MAX 100 with Ilford Perceptol (Stock, 13 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom 5.3
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by noblivion | 2014-02-25 06:00 | Japanese Landscapes | Comments(6)
Commented by Ricky007 at 2014-02-25 12:07 x
ここ!いいですねぇ~!
次回は、犬山方面には、是非、行ってみたいです!!
フィルムと現像液の組み合わせなんかでもいろいろと楽しんでおられるようですね。
先日、はじめてイルフォードのpan+50を使ってみたのですが、いろいろと考えるのが面倒で、ミクロファインで普通に現像したんですよねぇ~
失敗で~す!アハハ!
ちゃんとやんなきゃダメですね(苦笑)
Commented by film-gasoline at 2014-02-25 16:43
う~ん、素晴らしくフォトジェニックな建物ですね~。
昨日のデジタル版は超大作でとても楽しませていただきました♪
この犬山市のリトルワールド、興味津々であります^^
さて、自家現像も着々とスキルアップなされているご様子ですね。
さすが師匠なんであります。
私も攪拌のコツがつかめて来たのか、最近は現像ムラも殆ど無くなりました^^
そろそろ、こういったチャレンジもやってみたいです(^^)v
Commented by 皐月の樹 at 2014-02-25 22:12 x
おお~!この壁の画、見事ですね~!立体感の描写がすごいです!
ん~、この意匠、レーゲンスブルグやミュンヘンを思い出します!v^o^
またまた、先行してのトライ、ありがとうございます!
なるほど~、T-MAXをパーセプトールですると、こうなるのですか~!
緻密な描写と、滑らかなトーンが印象的ですね~!どちらかと言うとアクロスのイメージに近づくような感じがしますね~。
でも、仰るとおり、先日のPan F Plus50のパーセプトールとは、力強さが違いますね~^^;
上越ミニオフ会にて、KievにPan F Plus 50詰めて、EI25で撮ってまいりました~!今週末くらいには、現像して見たいと思います~!楽しみなんでございます!^o^/
Commented by blackfacesheep at 2014-02-25 22:21
Rickyさん、こんにちは。^^
犬山、楽しいところですよ~、国宝犬山城とその城下町、明治村、リトルワールド、桃太郎神社、各務原航空博物館・・・見所だらけです♪
おお、Ilford Pan F Plus 50、ミクロファインではうまくいきませんでしたか・・・同じメトール系の現像薬でも違うんですねえ・・・^^;
Commented by blackfacesheep at 2014-02-25 22:23
フィルガソさん、こんにちは。^^
T-MAXに微粒子系現像薬って、普通はご法度らしいんですが、スキャン用途には優れて相性が良さそうです。^^
T-MAX Developerは紙焼きするのに最高のコントラストになっているようで、スキャン用途だとPerceptolが気に入りました♪
Commented by blackfacesheep at 2014-02-25 22:24
皐月の樹さん、こんにちは。^^
そーそー、バイエルンの南の方に行くと、こういう彩色された絵画の描かれた家が目に付きますよねえ♪
そー、この組み合わせ、アクロスに近い感じになります・・・ただ、T-MAXはアクロスよりコントラストがもっと強く出る感じですね~。^^
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