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2014年7月17日 哀愁の漂わない「なんちゃって廃駅」
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その昔、三河藩の城下町である岡崎から、自動車工業都市へと発展を遂げはじめていた挙母(ころも)町に名鉄電車が走っていました。
岡崎の大樹寺から上挙母(うわごろも)を結ぶこの路線は、挙母線(ころもせん)と呼ばれました。

岡崎井田から大樹寺間は岡崎の路面電車で岡崎市内と結ばれておりましたが、この岡崎市電、1962年(昭和37年)に廃止されました。
このため、岡崎市中心部への鉄道ルートがなくなって乗客が減少したことや国鉄岡多線(現愛知環状鉄道線)の建設用地として区間の一部を譲渡することが決定したことから、挙母線は1973年(昭和48年)に廃止されました。

これはその挙母線のレールのあとを整備した「挙母線跡緑道」です。
プラットホームのように見えるのは、この挙母線の駅「渡刈」駅跡で、その上に見える待合室は緑道散策者のための休憩所なんだそうです。
ただし、このプラットホームと待合室はオリジナルではなく、あとから再現したパチモンだそうです。
これが三河線「西中金駅」「三河広瀬駅」のようなオリジナルだったら、もっと哀愁の漂う風景になったんでしょうが・・・
なんちゃって廃駅は、単なる休憩所でしかないのでした。^^;

愛知県豊田市渡刈町4丁目にて
Rolleiflex Automat MX
Zeiss-Opton Tessar 75mm/F3.5
Kodak T-MAX Professional (EI50)
Kodak T-MAX Developer (1:9 Diluted, 11 minutes at 28 Deg.C.)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom 5.5
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by noblivion | 2014-07-17 06:00 | Japanese Landscapes | Comments(6)
Commented by Ricky007 at 2014-07-17 10:40 x
アハハ!なんちゃって廃駅なんですね(笑)
まぁ~本物の哀愁はともかく、それなりに古びて見せてくれるような粋な努力に免じてってところでしょうかっ!?
周りになんにもなさそうなところですねぇ~
のんびり散歩できそうです!
Commented by gucci at 2014-07-17 14:58 x
本当だ〜良く見ると、休憩所が新しいですね( ^ω^ )

遊歩道としての利用がどれくらいあるかは分かりませんが、これは自転車もOKなんですかね?
とすると、サイクリングロードとしてはかな〜り優秀なのでは無いでしょうか〜
その休憩所としてなら、凄く良いですね〜
Commented by film-gasoline at 2014-07-17 22:21
なんちゃって廃駅・・・
面白いですね^^;
線路も電線もないけど電車がやって来そうな雰囲気は残ってますね。
廃線跡ってなんとなく物悲しくって好きなんです。
ここを電車が走っていたと思うと、たとえ駅がパチモンでもいいです^^;
Commented by blackfacesheep at 2014-07-18 00:01
Rickyさん、こんにちは。^^
一応プラットホームまで作ってありますし、緑道にはレールと枕木風の模様まで入っており、芸は細かいですね。^^;
努力賞は差し上げられるかな、って感じなんであります♪
Commented by blackfacesheep at 2014-07-18 00:03
gucciさん、こんにちは。^^
自転車、どうでしょう・・・昨今の風潮としては、自転車は歩道を走るなって感じですから、厳しいかも・・・^^;
実際、歩道を物凄い勢いで走ってきた自転車と昨年接触し、怖い思いをしましたからねえ、歩道は走らないでほしいです。
Commented by blackfacesheep at 2014-07-18 00:05
フィルガソさん、こんにちは。^^
あはは、パチモンだとは思いつつも、なんとなく鉄道駅の風情があるのが面白いですよね。^^
挙母線、私は乗る機会がなかったんですが、乗った人の話を聞くと、田園地帯をゆっくり走るのどかな路線だったらしいです♪
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