2015年12月14日 穏やかに発狂しつつあるひび割れたドア
2015年 12月 14日
どこででもよく見かけるありふれた金属製のドアです。
でも、この個体は表面がおびただしくささくれ立っており、きわめて個性的でした。
元は白系統の金属ドアだったものの上に、黒い塗料を塗ったんでしょうが、それが風説にさらされてひび割れてきたようです。
うむ~、これも赤錆と同じく、経年変化の産物なんですよね。
こういうものを見てしまうと、赤錆ふぇちの私としては、ついつい撮影したくなってしまうんであります♪
フィルムのスキャン後、最初は普通にポストプロセスしたんですが、あまり面白くないです・・・この疲れ果てた雰囲気が出ません。
となると、いつものアレですね・・・Adobe Lightroomでのスプリットトーニング、マイルド目な発狂系をやってみました♪
ハイライトにベージュ系、シャドウにネイビーブルーです・・・良い雰囲気になりました。^^;
愛知県豊田市にて
Rolleiflex 2.8C
Schneider-Kreuznach Xenotar 80mm/F2.8
Neopan 100 Acros (EI 100)
Fuji Super Prodol (SPD) (1:2, 8.5 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom 6.0 CC
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これだけ見事に傷が入ってると、なんだか最初からのデザインのように見えますね
これも味わいみたいな雰囲気ですね
デザインと傷による味わいは紙一重ですね
そーそー、ここまでささくれた傷が目立つと、もはやモダン・アートに近い味わいですね。^^
意図してデザインしてもこういう雰囲気にはならない・・・やはり時間をかけて変化していったものは味わいがありますねえ♪
塗り重ねた塗料の選択を誤って下地と反応して縮んだのでしょうね。
まるで意図的にクラッキング塗装を施したかようです^^;
ポストプロセスで魅力的なアート作品に仕上げているのは流石です(^^)v
タイトルもまた素敵です(^^)
シャドーに入れたネイビーブルーが実に効いておりますv^^
ヴィンテージ・ジーンズのような、そんな風合いでございます♪
この塗装、本来の目的からすると、大失敗なのでしょうが・・・^^;
被写体としては抜群のお顔をしておりますね~!
しっかりとアートしておりますv^^
なるほど~、下地と反応して縮む塗料があるのですか・・・さすがお詳しいですねえ♪
金属への塗装、長持ちさせるためにはいろいろなノウハウが必要なんでしょうね、自動車屋さんも大変なのだ。^^;