2016年2月6日 高度成長期を支えたトラック
2016年 02月 06日
我が町内の住宅の庭先に飾ってあったトラックです。
白黒フィルムなのであまりよくわからないかもしれないですが、文字通り真っ赤に錆びております。
撮影後、ネットで調べてみたら、トヨタ・ダイナの3代目モデルのようでした・・・登場は1969年とのことです。
つまり、このダイナちゃん、日本の高度成長期の後半に登場したトラックなんであります。
おそらくオーナーさんは、このダイナちゃんと一緒にその時代を働きぬき、廃車となった後もその労をねぎらって庭先に飾っているんでしょうね。
いわば戦友って感じなんでしょうか・・・いいなあ、こういうのって♪
愛知県みよし市にて
Rolleiflex 2.8C
Schneider-Kreuznach Xenotar 80mm/F2.8
Neopan 100 Acros (EI 100)
Fuji Super Prodol (SPD) (1:2, 8.5 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom 6.0 CC
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昔撮影オフ会の後、喫茶店で友人のローライフレックスとハッセルブラッドを
覗かせてもらったことがあります。
ローライはピントが掴み易かったですが、ハッセルはピントの山がなかなか分から
なかった記憶があります。
ドアノーさんがローライを使っていた理由が、少し分かったような気がしました。
実に素敵なポートレートです♪
おまけにこの錆び方、迫力がございますね~!
私が子供の頃も、こういうトラックをよく見かけました。
真っ黒い煙を後方に吐きながら爆音と共に疾走する姿、今でも目に焼き付いております^^;
かっこよかったな~^^;
よく考えると、私も昔、働く車が好きでした・・・。息子を見て、思い出しておりました^^;
Rolleiflex 2.8系でも、Xenotarバージョンは繊細で上品な描写が持ち味ですね・・・Planarバージョンの妖艶さとは味わいが違います。^^
ロベール・ドアノーは、その軽快さでRolleiflexを使っていたみたいですね、私も彼の写真はドラマがあって大好きです♪
1969年ですから、もはや50年近く前ですね、道理で錆びっぷりが半端ないわけです。^^
今の時代の自動車にはこの時代のクルマほどの耐久性があるのかどうか・・・カメラやレンズも同じですね。^^;
今の時代のトラックは、とってもスマートになりましたよね・・・でも、トラックやトラクターはごついほうが絵になりますよねえ。^^
流線形のモダンなトラクターを見ると、違和感を感じます・・・マッセイやフォードの古いシリーズのほうが共感できます、あははは。^^;
子供の頃よく走ってましたよ~♪
上品な錆っぷり、イケてますね~^^
ダイナミックな構図と赤錆を連想させるポストプロセスが見事です(^^)v
しかし、エエお話ですねぇ・・^^
そーそー、昔はこういうコワモテ系のトラック、そこら中にいましたよね、今は優男風ばかりでつまらんです。^^;
あ、お話は・・・私の妄想ですからね、単なる妄想、あははは。^^;