2009年8月29日 粗粒子な高層ビル
2009年 08月 29日
名古屋駅前の高層ビル街、モノクロームで撮りたくなる被写体です。
トライXで撮って見ましたが、かなり粒状感が残ります。
この粒状感、モダンなT-MAXやXP2では出しにくいです。
なので、シャドウをギンギンに詰めて、コントラストの高いザッラザラにするという、あざと~いレタッチをしたくなってしまうフィルムですね。
名古屋市中村区名駅4丁目にて
Pentax P30T
Pentax FA31mm/F1.8 AL Limited
Kodak Professional Tri-X400 (400TX)
Scanned by Epson GT-X770
この粒子の粗さがいいですね!
さすが、フィルムですね!とても繊細な写りです。
縦のアングルも決まってます。
>Tri-X400
私も使ってみたい!^^
下の写真、街灯だけ浮かんでいるように見えますね。UFOみたい。
Tri-Xが使いたいと言っておきながら、今日詰めたのはXP2 Super 400。便利さに敵いませんわ(^^;
トライXというと、もう連想ゲームみたいに「ザラザラ」って、出てきますよ。
写真を始めた頃、それが面白くて、わざわざどアンダーの写真ばかり撮ってました。^^;
まあ、物を知らん高校生ですから、どーにもやることが野蛮です。
でも、このフィルム、一度はお試しください。E-P1の「ラフモノクロ」の原点がわかりますよ~。^^v
モノクロームで撮ると、日常的なものが非日常的に写るところが楽しいです。^^
カラーのデジタルで撮るのと違って、心象まで写ってしまうような気もしますね。
フィルムのモノクロは、「真は写さない」のかもしれません~。^^v
元はもう少しオーバーに写ってるんですが、トライXらしく、シャドーをビシッと締めてみましたよ。^^v
トライXを使うときって、頭の中にもうイメージが出来てるんですよ。ザランザランの。^^;
なので、レタッチするときにも、そこに近づけるレタッチになりますねえ。^^
あの頃見た映画の多くのように、現在はなっていないのですけど
たまに見返したりすると、独特な世界観があって楽しいです(笑)
その時点から見つめた空想の中の未来。何もないところから
実態を紡ぎ出す、その創造性はとても大切なことだし、
素敵なことだと思っています(^_^)
うわ、すごい!日本の風景とは思えないですね。まるでアメリカ映画のポ
スターのようですっごくかっこ良いです。(*^^*)
トライXを使うんだったらやっぱりSPよね、って思ってSPに詰めたんです
が、ついいつもの癖でオーバー目に撮ってしまいます。トライXらしいざら
っとした粒状感を出すにはどのくらいアンダーで撮れば良いのでしょうか?
フィルム感度設定をあらかじめアンダーにして撮ってみようかなって考え
ています。^^
はい~、デジタルでは中々でないトーンですねえ、こーゆーの。^^
トライXを使うと、メリハリの利かせやすい被写体をつい選んでしまいますね。
紙焼、やってみたいんです。展示会とか、どっかでやれるといいんですけどね。^^v
あはは、最近の名古屋駅前、近未来SF映画みたいになってきましたよね。^^
私も常々、おんなじことを考えていますよ~。
昔の人が考えた未来って、やたらとエキゾチックでしたが、現実は地味な未来になってきました。^^
昔は21世紀になったら月や火星に植民地ができると思ってたもんなあ・・・^^;
フィルム写真の醍醐味はこの粒状感でしょうね~。
粒状の出ないデジタルのモノクロは滑らかですが、寂しいです。^^;
迫力のある都市スナップ、トライXは向いてますね。^^v
この画は、露出計の出目通りに撮ってますよ。
普段は露出計の出目より0.5段から1段オーバーに撮りますから、その分だけアンダー。^^
SPは平均測光ですから、こーゆー写真は撮りやすいと思いますよ。^^
中央重点測光のカメラだと頭の中で補正しなければなりませんが。^^;
都市景観写真、トライXのザラザラがよく似合うでしょう?
今となっては古臭いフィルムなんですが、それでも熱心なファンが居る理由がわかります。
滑らかな写真も良いですが、こういう過激な写真も撮りたくなることが多いんですよ。^^v