2009年10月13日 ごん狐が入ってきそうな空気感
2009年 10月 13日
先日ご紹介した童話作家、新美南吉の養家での写真パート2です。
いかにも、ごん狐が栗や松茸をくわえて入ってきそうな空気感が、ノスタルジックで素敵でした。
愛知県半田市平和町 新美南吉の養家にて
Pentax 645
SMC Pentax 6x7 90mm/F2.8 (with 6x7/645 Adapter)
Neopan 400 Presto
Scanned by Epson GT-X770
645、中判では一番小さいフォーマットですが、それでも135とは奥行き感は違いますね~。
しょーもないものを撮っても、なんとなく雰囲気が出る写真になるので、ありがたいですよぉ、中判写真。^^;
これはまた凄いですね。ちょっとドキッとします。
一番目の手前の網籠、2番目の畳の目、3番目の柱の木目、手を伸ばせば触れそうなほどリアルで、背筋をピン!と伸ばして見てしまいます。
400プレストですかぁ… 滅多に使わないだけに、人様がこんないいのを撮るとつい浮気したくなります(笑)。
これすべて手持ちですか?
645でも中判は中判、質感描写は目を見張るときがありますよ。
ネオパン400プレスト、中判で使えば粒状全く気になりません。
適度にシャープネスが強いので、解像感も良いし、欲を言えばもう少しラチが広ければなあ・・・^^;
でも、FOMAPAN200に比べれば、広いんですけどね。
3枚とも手持ちです、絞り開放、1/60から1/30だったと思います。^^v
被写体の立体感、素材感が余すところなく描写されていて、古い道具が
まさに目の前にあるように感じます。
モノクロ写真の描写力ってオモシロイですね、色が無いなんて全然感じません。
ただ写ってるものにただ魅入られてしまいました。
新美南吉の世界
ごんぎつねのお話の世界と重なって
なんとも言えない胸の詰まるような気持ちになりました
モノクロならではの、想像力を描きたてるような
素敵な写真です
物語を語るような写真・・・
いつかはこのような写真が撮れるようになりたいものです(゚-゚)
そうそう、半田の町はカラーよりモノクロームの方が雰囲気が出ますね。
街自体が古いものが多くてしっとりした感じですね~。^^v
あの黒板塀もフィルムで撮ってきましたよ~、そのうちアップしますが、難しかった・・・^^;
あ、うれしいなあ、645使いの人に気に入ってもらえて。^^ありがとう。
中判って、素材感やテクスチュアの描写は凄いですね~。
モノクロームだからこそ、いろんな想像力を働かせることができるんじゃないか・・・
フィルムで撮るときは、あえてモノクロームを使うことが多いですね。^^v
新美南吉の童話って、切ない世界ですよねえ。
このおうちのなかにも、そんな切ないような懐かしいような空気が充満していました。^^
こういう場所に来ると、やっぱりモノクロームで撮りたくなります。
シェルさんも、お父様のニコン持ってたじゃないですか、ぜひフィルム入れて使ってあげてくださいな。^^v
やっぱりミニチュアに見えてしまいます。。。うふふ。
色を出さずにあえてのモノクロ。
見る側が自由に想像できるのでモノクロ写真、かなり好きなのですが
私などはまだまだ・・・
ベッタベタの画になってしまいます。
ご紹介いただきましたお二方のところに行ってみました。
素敵な結婚式の様子を取られてますね。
ぴーたんさんは詳しくアドバイスもくれました♪
ありがとうございました。
昔々のままそっと時が止まったような懐かしい雰囲気がいっぱいで、とっ
ても素敵ですね。(*^^*)
1枚目の素敵な錆び錆びの農機具を見て、ちょっとわくわくしてしまいまし
た。これって確か、畑を耕すためのものですよね。それと、ざるは鰻を獲
るためのざるに似てますね。たしか、ごんぎつねが鰻を盗んだのが物語
の始まりで、殺されるきっかけにもなったんだなって思いだしたら、ちょっ
と切ない気持になっちゃいました。^^
2枚目のレトロな扇風機がある昔ながらの土壁と畳の間がすごく懐かしく
て雰囲気良くて、この畳の上にごろんと寝転がって背伸びしたくなっちゃ
いますね。きつねのお面の背景のボケの中に見える壁時計もすごく懐か
しいです~。今はもうない、昔の祖父の家にこんな風に壁時計がかけて
あったんです。祖父がすごく大切にしていた時計で、私が生まれるずっと
前から長い間時を刻み続けていた時計だったそうです。(*^-^*)
こんなにモノクロが良く似合う懐かしい家ってとても素敵ですね。私もぜ
ひここを訪れて、モノクロでいろいろ撮ってみたくなっちゃいました。^^v
中判の描写の魅力に溢れていますね。緻密なリアルな感じだけでなくてフィルムという素朴
な質感を併せ持ってるのが素敵ですよね。夜に時々デジ一眼を引っ張り出して部屋の中や子
供を撮って遊んでいます。僕の持ってるデジ一眼はキャノンの5D MK-2で凄く綺麗に滑らか
に写ります。でも心の奥底には綺麗に写るだけみたいに思う気持ちが何処かにあるのです。
綺麗だけでは何だか満足出来ないような笑(^_^; もっと歳をとってピントを合わせるのが
大変になったら、ピッ!カシャーン!とオートで撮れるデジ一眼をやろうと思います。今は
まだフィルムのモノクロがいいですね。中判買おう買おうと思いつつ、いつも脱線して他の
ものを買ってしまい買うのが伸びてしまいます笑
あはは~、モノクロームな中判の世界って非日常的ですから、それでミニチュアに見えてしまうのかな・・・^^
結婚式写真、ご参考になってなによりです~。
今はブライダルシーズンなので、結婚式をアップしているブログも多いですね。^^v
1枚目の農機具、牛に引かせる鋤なんだと思います。実に良い錆具合でした。
また、竹篭はおっしゃるように兵十がうなぎをとるときに使ったびくをイメージしてしまいましたね。
こういう被写体は、モノクロームで撮ると実に味わいがあって大好きです。^^v
中判写真って、135判とは違うリアリティが出るので大好きですよ。
5D MK-2をお持ちですか・・・素晴らしい。^^
フルサイズのデジタル、もう少し安くなるとありがたいんですけどね。
ペンタックスも645デジタルの開発を再開しましたが、発売されても高すぎて手が出ないでしょうね~。^^;
半田市の方々、心の底から南吉を地元の誇りにされているようですね。
このおうちの内部も南吉の雰囲気を醸し出す素敵な演出になっていました。^^
こういうところに来ると、デジタルでは撮りたくなくなってしまう・・・
人のぬくもりを写そうとすると、フィルムに頼りたくなってしまいます。^^v