2010年4月24日 川辺の桜
2010年 04月 24日
自宅近くの農村地帯を貫く農業用水沿いに咲く桜並木です。
お花見で有名な場所の桜はたくさんの人に見られているせいか、どことなく自信たっぷり、時には傲慢にさえ見えますが、こういう田舎道にひっそりと咲く桜は、実に謙虚に咲いているように見えます。
有名な桜に比べると、なんのけれんみもない桜ですが、私はこんなふうにさりげなく咲く桜が大好きです。
愛知県豊田市田籾町にて
Asahi Pentax 6x7 "Bakepen"
SMC Pentax 67 165mm/F2.8
Fujicolor Super G 100
Scanned by Epson GT-X770
未舗装路って所がいいですね、ワタシが生まれた家も田んぼとあぜ道の
こんな場所でしたが、今では家だらけで、当時の風景は何も残ってません。
田舎暮らし・・・ひところ、もっと田舎で生活したいな~、って思ったことがありますよ。
でも、歳を重ねれば重ねるほど、都会の便利さと無関心さに惹かれるところも多いです。^^
この桜を愛でる人は多くないでしょうが、それでもご近所の人には可愛がられてる感じがしてました。^^
地元の誰かが、「あ・・・今年も咲いた・・・綺麗だな~」って思ってくれればそれで幸せって風情がいいです。^^
こういった風景に逢えるのですが・・・なかなか足が向きません(寂)
近所には毎年必ず見に行く桜があります。
あまり振り返っている人はいないけれど、私の中では年に一度の癒しなので♪
こちらも、懐かしさを思い出すライン上の作品ですね。
1枚目の川沿いのサクラにそっくりな風景は近所にもありますよ!
元々田と畑しかないような田舎に団地が突然出来た背景はどこでも
似た感じですよ。40年も立つとその団地もゴーストタウンになりつつありますけれど・・・・
田舎の風景を楽しむ生活と、干渉されず・万が一のときの施設の充実を心配する生活、どっちが良いか選択は難しいですね。
のどかな農村地帯って、わざわざ出かけるほどのこともない場所ですが、たまに歩いてみると感動します。^^
そこでひっそり咲く桜を見つけると・・・一日中、得をした気分になりますね~。^^v
自分が子供だった頃の風景をいとおしく感じること・・・若い頃にはなかった感情ですね。^^
あと20年もしたら、何を懐かしく感じているんでしょう・・・今の時代を懐かしく思っているんでしょうか。^^
都会に咲く桜と違って、田舎に咲く桜は、ゆったりと咲いているような気がしますね。^^
おっしゃるように、こういう桜を見ていると、もっとゆったり生きなくっちゃ、って思います。^^v