2011年5月17日 碧空を分割するもの
2011年 05月 17日
名古屋港の九号地の上を行く「名港トリトン」です。
この橋は、世界的規模を誇る海上斜張橋なんだそうで、100年に一度の風や地震に対しても十分な耐久性を持つそうです。
この立派な建造物と背後に広がる紺碧の空を見ていたら、ばけぺんの広角55mmで撮ってみたくなりました。
たまたまばけぺんの中に入っていたのは、微粒子なネオパン・100・アクロス、F16まで絞ってかっちりきっちり撮らせていただきました。^^
名古屋市港区にて
Pentax 67
SMC Pentax 67 55mm/F4
Neopan 100 Acros
Scanned by Epson GT-X770
気持ちいいですね!
橋脚が橋げたをガニ股ではさんでいるように見えるのは
ボクだけでしょうか?(笑)
橋を吊っているワイヤーの並び方が面白いパターンを作りだしていますね。
やはり、ぎりぎり絞り込んだ結果がカッチリした鉄の頑丈さを主張させているみたいです。
しかしF16で化けペン手持ちとは剛腕ですね(^_^;) シャッタースピードはどの位だったのでしょうか?
おッ! “ザ・ガードマン”のテーマソングが聞こえてきそうです。
いつもながら、いい切り方ですねぇ。
直線構成の被写体の中で、唯一頭上を通る道路のカーブがきれいに弧を描いているのが目を惹きますね。
しかも露出もバッチリ、その道路裏側の暗部まで見事に拾っているのがすごいです。
ロクナナのフォーマットって正方形に近くて構図が安定するので大好きです~♪
ガニ股・・・なるほど~、確かにそういう風に見えますよね~、全然気が付きませんでした、新鮮なコメントありがとうございます。^^v
広角レンズを付けていると、「どうやって切り取るか」ばっかり考えて、ファインダーを覗きながらカメラを回転させてますよ。^^;
このワイヤーのフォルムの面白さを生かして、具象なんですが抽象みたいな写真を撮りたかったのです~♪
ロクナナのフォーマットって、建築写真を撮るには最高のフォーマットだと思います・・・135判は細長すぎるし、6x6は安定しすぎます。^^;
こういう光線だと標準露出、ISO100のアクロスですから教科書どおりのF16で1/125だったと思いますよ~♪
あははh~、“ザ・ガードマン”とは懐かしい~、昭和30年代初頭に生まれた人間なら誰でもわかりますねえ♪
アクロスはイルフォード・パンFプラス50ほどエネルギー感は出ませんが、微粒子だし階調も豊かで使いやすいです。