2011年11月9日 ダチュラの花咲く頃
2011年 11月 09日
夏の終わりから秋にかけて、トランペット状の大きな花が「だらり~ん」と、ひたぶるにだらしなくぶら下がって咲き始めます。
これは「だちゅら」という花ですね。
別名はいくつもありますが、おだやかなのは"Angel's Trumpet"、つまり「天使のトランペット」とかチョウセンアサガオあたりでしょうか。
しかしこの花は「キチガイナスビ」とも呼ばれており、全草(根・茎・葉・花・種子などすべての部位)に幻覚性のアルカロイドを含んでいるそうです。
服用すると痛覚が鈍くなる為、麻酔薬として使え、江戸時代の外科医、華岡青洲が日本最初の全身麻酔による乳癌摘出手術を行った時に使った麻酔薬は、このダチュラから抽出されたんだそうです。
ただし、素人が使うと極めて危険、猛毒だそうです。
ドラッグ界では「魔王」として有名で、全ての妄想が行動として表われてしまい、理性がなくなった獣のような状態になるそうです・・・こええよお。^^;;;
愛知県豊田市にて
The "Bakepen" - Pentax 67
SMC Pentax 67 165mm/F2.8
Fujicolor Reala Ace 100
Scanned by Epson GT-X770
存在感がある花ですねぇ。
そんな効能が‥
育てようかな‥
うそうそ(笑)
考えてみれば、大麻とか芥子の花は栽培禁止なのに、なんでだちゅらは大丈夫なのか不思議ですよねえ。^^;;;
ひょっとすると、品種が違うのかもしれません・・・調べてみなくては。^^;