2012年6月16日 フィンランド系アメリカ人の肖像
2012年 06月 16日
私の日本語の生徒の一人、Mさんにポートレートを撮らせてもらいました。
彼女は某自動車メーカーのエンジニアで、エンジン適合が主な業務になっており、そのせいか几帳面な性格の方ですね。^^
彼女のファクトシートをもらったとき、ファミリーネームが「~ネン」で終わっているのに興味を持ちました。
「それがどうしたっちゅうネン、なにが言いたいネン」などと言わないように・・・^^;いや、欧米で「~ネン」と付くのフィンランド系の方なんですよね。
例えばF1ドライバーのミカ・ハッキネンやキミ・ライコネン、第二次大戦中の有名な撃墜王はエイノ・イルマリ・ユーティライネン、ってな具合です。
また、スキージャンプにはヤンネ・アホネン選手、ボクシングには、アシカイネン選手が実在しますし、パーヤネンという苗字もあるらしい・・・^^;
なので、Mさんに初めてあったとき、「フィンランド系なんですか?」と、つい尋ねてしまいました・・・ピンポ~ンでした♪
おじいさんの代にアメリカに移民してきたんだとか・・・さすがに三代目となると、フィンランド語はまったく話せないそうです。
もしフィンランド語が話せたら、日本語習得はかなり楽だったろうな、と思うんですが、残念でした。^^
欧州でもフィンランド語とかエストニア語、ハンガリー語(マジャル語)は、いわゆる膠着語系の言語ですから、文法的には日本語に近いです。
系統的に近い言語は習得スピードが速いんですよね。
例えば膠着語系の韓国語やモンゴル語やトルコ語話者の方々・・・彼らは日本語をすぐにマスターしてしまいます♪
また欧州言語は、それぞれ屈折語系のインド・ヨーロッパ語族のバリエーションですから、お互いに勉強しやすいみたいです。
多民族国家のベルギーあたりだと、フランス語・オランダ語・英語・ドイツ語に堪能なマルチリンガルな人もざらにいます。
逆に語族が離れていると苦労しますね。
例えば日本語と印欧語ですね・・・音韻も文法も語彙も大違い・・・学習が難しいわけですね。^^;;;
アメリカのCIAに寄れば、英語話者にとっての外国語の習得の難易度は、四段階に分けられるんだとか。
一番簡単に覚えられるのは、文法的・語彙的に近いフランス語やドイツ語、スペイン語、イタリア語、北欧語などだそうです。
二遍目に簡単なのは、エキゾチックではあっても印欧語族のギリシア語、ロシア語、イラン語、サンスクリット語、ヒンズー語などです。
三番目は、まるで違う語族であっても、アルファベットを使う言語、例えばフィンランド語やハンガリー語、トルコ語あたりです。
四番目、つまり一番習得の難しいのは、文字の読めない言語・・・すなわち日本語や韓国語、アラビア語や中国語やタイ語だそうです。^^;
愛知県みよし市にて
Rolleiflex Automat MX
Zeiss-Opton Tessar 75mm/F3.5
Ilford Delta 100
Scanned by Epson GT-X770
好きやねん!
って、ネンつけちゃった(^_^;
親父ギャグ全開やねん♪
にゃはは(笑)
一時、同じアパートに住んでいたフィンランド人家族は、表情が凍りついた、そして口をあまりひらかずポソポソという感じで話す人たちでした。
彼らにいわせるとドイツ人は、実に情熱的な国民だそうです(苦笑)。
イタリア人から見た冷たいドイツ人、という感想の裏返しですね。
身近に、フィンランド男とイタリア女のカップルがいました。できる子供は間をとってドイツ風か、と期待していたのですが、予想通りうまく行かなかったようでけっきょく分かれてしまったのでした。
ウラル・アルタイ語族って、ロマンを感じる学説だったんですけどね~、日本語ももはや孤独ではないっ、きりっ・・・みたいな。^^;
しかし、ドイツ人を情熱的と表現する国民性は凄いですよねえ・・・イタリア人と一緒に生活したら即死するんじゃないでしょうか。^^;;;
旅行の際にガイド本を買ったのですが、全く??でした。。笑
他の言語を学ぶのは大変な事も多いですが、
文化や違う習慣なども情報交換出来て楽しいですよね。
アメリカ人でも、フィンランドの血を引き継ぐと、
物静かな感じでしょうか? :)
お、フィンランドに旅行しましたか、だやまぢい・・・日本語に近いといっても、英語なんかに比べれば、ってだけですけどね。^^;
そうそう、フィンランド系のMさん、なかなか物静かで思索的な方ですねえ、ティールよりもっともっと控えめです♪