2013年7月8日 疑惑の暖簾
2013年 07月 08日
桜の木の幹に渡された竹竿、そしてそこに掛けられた絞の暖簾・・・どうしてこんなところに。^^;
豊田市民芸館の茶室「勘桜亭」で見かけたものです。
このシュールな存在感、”超芸術トマソン"として認定されてもおかしくない雰囲気でした。
Velvia RVPF、シャドウがきつく出る光線状況で使うと赤味が強すぎて疲れますが、曇りの日に使うとその発色の良さがプラスに働きますね。
こういう光線状況の時に使うのがふさわしいフィルムなのかも・・・ちょっと勉強になりました。^^;
愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100 豊田市民芸館にて
The "Bakepen" Pentax 67
SMC Takumar 6x7 105mm/F2.4
Fujichrome Velvia 100F (RVP F)
Scanned by Epson GT-X770
しかし、涼しげとえば涼しげ...浮かびあがる暖簾をくぐって生ビールをいっぱいやりたいところです。
これはシュールすぎますね(^^;)
それにバケペンの描写と相まって不自然さが際立ってます(^^;)
まさか疑惑って・・・
「あの黒顔羊氏にヤラセ疑惑?!」ですか?(^^)
"超芸術トマソン"?
よくそういうのご存知ですね!
ますます尊敬してしまいますv(^_^)
ココは、料亭か何かのへの入り口でしょうか?
この暖簾、なんだか意味があるように思います~。
あくまで私の勝手な想像ですが・・・^^;;;
石畳が見えますので、人はここを通るのかな~・・・と。
そのすぐ左脇に樹が植わっていて、枝が丁度頭に当たりそうな位置に伸びているように思うんです。なので、ちょっと頭をかしげて欲しかったのではないでしょうか?
日本人であれば、暖簾はくぐるもの・・・?
暖簾を掛けておけば、自然と人は頭を下げて通るのかな~・・・と^^;
ちょっと心憎い演出と申しますか・・・日本人らしい心温まる気遣いですね~。
でも、ちょっと突拍子も無い様子なので、暖簾をくぐる前に悩んでしまいそうですね~^^;;;
何気なく見ていると見過ごしますが、違和感めちゃんこあります・・・私のヤラセ疑惑ですか?それはもう確信犯級であります♪
"超芸術トマソン"、フィルム時代の末期に流行った路上観察から出てきた言葉で、当時私もよく変なもの撮ってました。^^v
SFの世界だと、こういうのは超空間ワープのスターゲートになっていて、暖簾の向こうは白鳥座61番星だったりするんであります。^^
ホラーの世界だと、きっと結界になっていって、ここから先は入っちゃいけない、入ると物の怪になるとか、って話なんでしょうね。^^;
青の布地がVelviaらしからぬ(?)さわやかさで、気持ちいいです。
曇りの日の撮影は、どうにも苦手だったのですが、こんな楽しみ方があるって、
とても良いヒントをいただきました!
私もお日様が出てないと、「ちっ、今日は撮影する気力がおきんわ~」とか言ってたんですが、RVPFは真逆ですね。^^;
「お~、こういうはっきりせん天気はRVPFにぴったり~」と思ってしまいますもん。^^v