2013年7月17日 錆び逝く船台
2013年 07月 17日
海の近くに置かれた鉄製品、ちょっと放置されると瞬く間に赤錆が浮いてきますね。
これは、河和港にあった船台ですが、白い防錆塗料の下からワラワラと赤錆が湧いてきて凄い面構えになっております。
しかも、錆びて強度が落ちたせいで、折れ曲がっております・・・潮風の酸化力って、やっぱりすごいです。^^;
愛知県知多郡美浜町河和 河和フェリーターミナルにて
The "Bakepen" Pentax 67
SMC Takumar 6x7 105mm/F2.4
Fujichrome Velvia 100F (RVP F)
Scanned by Epson GT-X770
何度も言っておりますが、Velviaと赤錆...この焼けた感じがいいですね。
私の上司が海沿いに住んでいるのですが、海沿いに建てる家は、単価が1.2~1.5倍だそうです。全て、塩害対策費用だそうで・・・^^;
車の寿命は、その逆数だそうです~・・・^^;
大変ですよね~!>_<
なるほど、沿岸地方に家を建てるのは大変なんだ・・・眺めは良いのとトレードオフなんでしょうかね。^^;
しかも、雪がたくさん降って融雪剤も撒きますから、車も錆びますよねえ。^^;
恐ろしいスピードで金属を蝕んでいきます。
震災の津波に襲われたクルマとバイクを何台か引き上げましたが、蘇生できたのはほんの一部でした。
「これが海水じゃなけりゃ生き返ったのになぁ・・」
当時、みんな同じ事言ってましたよ~。
RVP Fは塩害の赤錆の痛々しさを表現するのにはピッタリですね(^^)v
おお、そうなんですか・・・震災で津波に車が飲まれていく画像、たくさん見ましたが、助かったように見えた車も駄目だったんですね。
そう、RVPFの赤さ、赤錆系は3割増ぐらい、痛々しく見えますねえ・・・^^;