2013年8月18日 黄金の像
2013年 08月 18日
夏の午後の遅い時間、西日を受ける被写体は黄金色に輝きますね。
こういう被写体は、抜けの良い発色のポジ・カラー、中でもVelvia系が似合うように感じます。
ネガ・カラーだと、トーンが豊かすぎて、ポジのシャドウが落ちていくときの深い色は出ないような気がします。^^;
ま、階調が狭いと言えばそれまでなんですが、ポジ特有の潔い発色、結構好きですね♪
愛知県豊田市小坂町12-100 豊田市民文化会館にて
Rolleiflex Automat MX
Zeiss-Opton Tessar 75mm/F3.5
Fujichrome Velvia 100F RVP100F
Scanned by Epson GT-X770
金色の像とそのすぐ背後の樹々の暗い部分のコントラストが見事です。
長年Filmをやってきてその特徴を捉えている、黒顔羊さんの被写体の選び方って、いつも参考になります☆
Velvia、良くも悪くも個性的なフィルムですから、その個性が活きるように使ってやる必要がありますね。^^;
これで女性のポートレートを撮ったら・・・しわが目立つから嫌われるだろうなあ、なははは。^^;;;
あと、木の描写も面白いんですよね~。
先日のメソポタミアのお写真でもそうだったのですが、日の当った葉とシルエットになった幹と枝の描写が、とても印象的です!
先日教えて頂きました、スキャン時のトーンレンジの拡大(特にハイライト側)。今日、ドイツでの写真のスキャンをしている時に早速試しました~!^o^/
これで、全然変わりますねー!!!諧調が全然違います!
これまではデフォルトでやっておりましたので、折角のフィルムの広い諧調を殆ど生かせてなかったんだな~、と気付きました^^;
ん~、これは全部スキャンしなおしかな~^^;;;
とんでもない枚数・・・あるんだけどな~>_<
RVPFの使い方、最近ようやくツボがわかってきましたよ・・・赤みが出る時間帯に、明暗差のきついぐらいの状況がベストみたいです♪
スキャンの際のハイライト、フィルムでの情報量は多いです、アクロスやIlford Pan F Plus 50のポテンシャルは凄いですよ。^^v
こういうシーンだと、RDPIIIよりRVPFを積極的に選ぶ理由がありますね♪
どピーカンの日の夕方は、四の五の言わずにRVPFで撮れ!って感じです。^^v