2014年2月26日 夕映えに踊る1/500秒の水滴
2014年 02月 26日
沈みかかる黄昏を反射する噴水の水滴・・・
昨日に引き続き、犬山市のリトルワールド、「ペルー 大農園主の家」での一コマです。
今回のリトルワールドの撮影で使った「Kodak T-MAX & Ilford Perceptol」の12枚目、最後の1枚ですね。
この日はお天気がすこぶる良く、日中は絞り込んだ写真ばかりとなり、夕方になってようやく光量が落ちて来ました。
2月末の遅い午後のLV、スタデラで計測してみると13.5でした・・・EI100で撮っていれば順光での適正露出は1/500でF4.5です。
でも背景のパティオの中のディテイルも描写したかったので、F3.5の開放で撮りました。
Rolleiflexの最高シャッター速度である1/500秒、かろうじて噴水の水滴が止まるかな、って感じでした。^^;
Tessar 3.5/75、Planaer 2.8/80に比べるとボケませんが、それでも135判に換算すれば41㎜/F1.9なので、それなりにボケますね。^^
小型軽量な筐体ではありますが、さすが中判なんであります♪
愛知県犬山市大字今井字成沢90−48 野外民族博物館 リトルワールドにて
Rolleiflex Automat MX
Zeiss-Opton Tessar 75mm/F3.5
Kodak Professional T-MAX 100 with Ilford Perceptol (Stock, 13 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom 5.3
さすが中判カメラといったところですね!
Rolleiflexで時を止めるというのも凄く良い感じで、水滴の玉も良いです。
しかし、この噴水、中々の作り込みがされていてお洒落ですね。こういう被写体を綺麗に撮ってあげるのは流石ですね〜!
Tessar 3.5/75は、どちらかと言うと絞りまくってキレの良さで見せる性格のレンズですが、たまには開けてみました♪
リトルワールドの造作は、本国で買い付けてきたり、現地の人が作りに来たり、本物度が高くて楽しいですね。^^
わはは、南米の大農園って言うと、だいたい麻薬王のイメージだよねえ♪
Tessar 3.5/75も、やるときはやるんであります・・・Planar 2.8/80には勝てませんが。^^;
Tessarって、そのキレを活かしてボケ写真を撮る、って使い方がベストです、間違ってもPlanarみたいな柔らかさはありませんから。^^;
人間露出系・・・ううう、アブナイおぢさんになってはいけませんよ、あはは。^^;
デジタルのほうが透明感は出しやすいんですが、このフィルムと現像薬の組み合わせは良い仕事をしてくれますね♪
アクロスに似てますが、もう少しパワーがある感じに写るんですわ。^^
とても良い雰囲気を醸し出してまふ〜♪( ͒ ु•·̫• ू ͒)
噴水の水、止まっておりますね~!
1/500でも結構丸くなるんですね~!
B&Wフィルムであれば、多少明るめでもしっかりハイライトを描写してくれるので、ありがたいですね~!こういう明暗差の激しいシーンでは、デジタルとは全く逆の設定になりますよね~。その頭の切り替えを、時々間違ってしまうことがございます・・・私^^; デジタルで撮って、ちらっと背面液晶を見たら、真っ白・・・とか^^;;;
でも、デジタルでの失敗はやり直しが利くので、ありがたいです^^;;;
わはは、そーそー、デジタルとは真逆ですね、悩んだらオーバー露出が幻想です♪
私はデジタルの前のフィルム時代が長いので、「たくさん露出したほうが救えることが多い」ってのが身体に沁み込んでますねえ。^^