2014年6月18日 不朽のチューダーハウス
2014年 06月 18日
すでにデジタルブログではご紹介済みの「カフェRosa薔薇館」さんです。
このお店、1967年の創業以来、雰囲気がほとんど変わっていません・・・
このあたり、かつては典型的な日本の田園地帯で、この英国風味の建物はひときわ目立っておりました。
今は住宅街の中のカフェになってしまい、まわりには高層マンションなどもできつつありますが、このお店の前だけは雰囲気が変わりません。
考えてみれば、英国のチューダー様式のカントリーハウスは数百年の歴史をもつものもあるんですよね・・・
このBlack & Whiteのハーフティンバーって、めっちゃ古臭いがゆえに、相対的に変化が目立ちにくいのかもしれません。^^;
名古屋市天白区荒池1-1311 カフェRosa薔薇館にて
Rolleiflex Automat MX
Zeiss-Opton Tessar 75mm/F3.5
Ilford HP5 Plus 400 (EI200)
Ilford Perceptol (1:2 Diluted, 12 minutes at 25 Deg.C.)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom 5.4
やっぱそういうものは、時代の流れのなかでも、しっかりした存在感を持ち続けるんですよねぇ~♪
観光地なんかにあるペラッペラの建物とは、全然違います!
こういうものは中判で撮ってあげなきゃですね(笑)
よくある「○○風」のものとは明らかに違います^^
こんなステキなカフェが近くにあったら、ツーリングの帰りにこぞってお邪魔するんだけどな~^^;
1967年と言うことは、新建材による安易な建築になるかどうかの境目の時期だったんでしょうね、ここは丁寧に作られていました。^^
古い建築物はデジタルよりフィルム、それも135判より中判ですね~、存在感がまるで違います♪
カラーだと薔薇の色彩に目を奪われがちになりますが、BWだとストイックなハーフティンバーに目がいきますねえ♪
古いですが、手入はきっちりとされており、薔薇の季節には特に美しいんであります。^^
さすが1967年創業、もう今年で47年目、風格ありますよね。^^
本来ティールームですが、コーヒーも美味いですよ・・・名古屋風のガツンと来る濃さではなく、もっと上品なコーヒーです♪
この時代はまだ本格的なマスプロダクションにはなっておらず、そこらじゅうに職人芸を感じさせられましたね。^^
ここ、朝のモーニングが極めてお値打ち、早い時間から混んでおりますよ~♪
たくさん紹介していたのですが、築数百年がゴロゴロしていました。
外人の作るものが、根本的に日本人のそれより頑丈ですね。
湿気が少ないから目材が持つのかもしれませんが。
ドイツもフランスも、欧州はハーフティンバー住宅が多いですよね、それも古いものが多いです。
住宅に対する要求度がアジア系の人とは違うのかも・・・世代を超えて使えるぐらいの強度ですよねえ、もちろん湿気も少ないですが。^^
この英国風・・・NZにも少しございまして、少々懐かしさを覚えます^^;
ん?これは見覚えが無いな~・・・と思って、デジタルのリンクの方を拝見させて頂きました。ステンドグラスが美しい薔薇屋敷なのですね~。どうも私はコレを見過ごしておりますね^^; 独国出張中だったかな~?・・・^^;
NZはBritish Comonwealthな国ですから、故国をしのんでハーフティンバー、いっぱいあるんじゃないでしょうか。^^
わはは、見覚えがありませんか、そのほうが新鮮で良かったりして。^^