2014年7月31日 四重対照の美術館
2014年 07月 31日
建築家黒川紀章氏のの代表作として名高い名古屋市美術館です。
この建物、愛知出身の黒川氏の「地元愛」をふんだんに取り入れた意匠がユニークなんだそうです。
名古屋の伝統的な建築物、例えば名古屋城や大須観音、熱田神宮などの意匠が随所に取り入れられているとのこと・・・
うう、どこがどれで、どれがどこなのか、まるでわかりません。^^;
建築家の意図はさておき、このシーンにはある種ののコントラストがあるんですね・・・
つまり丸窓と四角窓、水平垂直線と斜線、樹木の自然と建物の人工、実像の樹木と虚像の影・・・楽しいんですよねえ、こういうの♪
そのため、こんなタイトルになってしまいました。^^;
名古屋市中区栄二丁目17番25 名古屋市美術館にて
Mamiya C220 Professional
Mamiya Sekor 65mm/F3.5
Ilford Pan F Plus 50 (EI25)
Ilford Perceptol (1:2 Diluted, 12 minutes at 28 Deg.C.)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom 5.5
さすがに大先生はそんなことはしないかっ...アハハ
確かにコントラストを旨く使った意匠ですね。
なんだか、建物と木のコントラスト、建物にうつる影と光...そんなことも計算にいれたように見えます。
あっそこを計算に入れたのは黒顔羊さんのほうですね!!さすがっす!!
幾何学模様というだけでなく、自然の木や光、影まで取り込んで実に素晴らしい!
私は、熊本の画家の坂本善三さんが好きなのですが、絵と写真は通じるものがあるな〜と、黒顔羊さんの幾何学的な物を見るたびに思います(^^)
わはは、さすが大先生、下々の人間が一発でわかるような安易な意匠はデザインしないみたいですね。^^;
こういういろいろに解釈できる被写体を見つけたときは、「むふふ~、今から料理してやるからね~」と舌なめずりして撮ってしまいます♪
坂本善三さん、知らなかったのでググってみました・・・骨太な抽象ですね~、私の好みなんであります。^^v
写真と絵画、表現方法は違うんですが、どっか似た傾向は出てくるような気がします。^^
あはは、ちーとばかり考え過ぎたタイトルなんですよ、あざとすぎるかも。^^;
黒川センセの作品、愛知県は地元だけにたくさんありますね、どれも見応えたっぷり、美しい建築物です♪