2015年4月30日 初夏のストライプ
2015年 04月 30日
この一週間で、晩春から初夏へ、一気に雰囲気が変わったような気がします。
もうすでに30度以上の真夏日になったところもあったとか・・・日差しもどんどん強くなり、影も濃さを増していっています。
これはそんな初夏の影が形づくるストライプで遊んでみました。
Rolleiflexを構えて構図の微調整をしていたら、ファインダーの右側から男の子が登場・・・
あ、左右反転のウェストレベルファインダーですから、この写真だと左からですね。
お~し、今日は写真の神様のご機嫌が麗しい・・・まるで、時空の歪んだ空間からワープしてきたように見えるではないですか~♪
こりゃ、「時をかける少女」の少年バージョンだな、とほくそ笑みながら、「ちゃ。」とシャッターを押させていただきました。
現像上がりをチェックしてみたら・・・ありゃ、コンマ数秒早すぎた・・・もう少しタメができたら、男の子はちょうど真ん中に来たのに。(泣)
これじゃあ、「時に見かける少年」が関の山なんであります、めそめそ。^^;
でも、覆水盆にかえらず、腹水肝臓にかえらず・・・これはこれで良しとしよう、次があるさ~♪
こんなヨタばかり言いながら・・・この銀塩フィルム写真ブログも、本日で創立6周年を迎えることができました。
このブログを見に来てコメントを残してくださるみなさまの励ましがあってこそ、6年も続けられたと思っています、本当にありがとうございました。
このブログを始めた6年前に比べると、銀塩フィルム写真を取り巻く状況は厳しさを増すばかりです。
どんどんフィルムは販売中止となり、生き残っているフィルムも容赦なく値上げされる・・・
かたやデジタルは日進月歩、フィルムには敵わないと言われていた階調性さえ、RAWなら中判ネガフィルムに迫るところまできました。
だったら、手間のかかるフィルム写真なんて止めてしまえば良いんでしょうが・・・
そうはイカの○玉、タコがひっぱるんであります・・・フィルムにはフィルムの良さがあります・・・「撮ったじょ♪」、と言う達成感があります。^^v
いつまで続けられるかわかりませんが、少しでも長く続けたいと思っておりますので、今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます♪
名古屋市中区栄 白川公園にて
Rolleiflex 2.8C
Schneider-Kreuznach Xenotar 80mm/F2.8
Neopan 100 Acros (EI 100)
Fuji Super Prodol (SPD)(1:1, 6 1/2 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom 6.0 CC
そして、このストライプのお写真、めっちゃ良いですね〜
影を巧みに利用した、モノクロフィルムの価値を再認識出来るお写真!流石です♪
確かに、子供はちと残念でしたが^^;
でも、そんなのかんけいねぇ〜♪
腹水肝臓にかえらずって(笑)
これはスゴイ~!見ていると錯覚を起こしそうになる影ですね~^^;
強烈なゼブラパターンでございますね~♪
この影を見ますと、夏が近いな~と思ってしまいます^^;
子供の位置・・・悔しさ、伝わって参ります~^^;
あ・・・もしかしたら、空間がゆがめられて、瞬間移動してしまったのかも~?!
・・・って、無茶な^^;;;
ここ、パーゴラを通った光が描く影が面白くて、前から狙ってた頃なんですよね。^^;
そー、こういう写真はデジタルで撮ると立体感のない影が写るのですよ、フィルムが正解です。^^
わははは、この施設を設計した人、絶対写真やるんじゃないかな、光と影の使い方が絶妙ですから。^^
そー、私が間合いを測ってシャッターを押したときは真ん中だと思ったんですが・・・時空をゆがめられてたのかも。^^;
フィルムを取り巻く環境が一気に悪くなってきましたね、私もとても心配です^^;
今日のお写真、6周年記念に相応しい素晴らしい作品です。
この縞模様の中に子供の姿を発見したときの興奮が堪りません(^^)v
去年までは細々ながらもなんとかやっていけそうな感じだったんですが・・・フィルム環境、厳しくなりましたねえ。^^;
この日は写真の神様のご機嫌が良かったんですが、それを活かしきるのはとっても大変ですねえ。^^;