2015年11月14日 街へ行く人々を見送った鉄枠
2015年 11月 14日
ゆるやかに矢作川沿いにカーブを描いていく線路を見つめる鉄枠・・・
ここは名鉄三河線の廃線区間(通称:山線)にある「旧・三河広瀬駅」のプラットフォームです。
この鉄枠は、乗降客がプラットフォームの端っこから転落するのを防ぐためのガードレールだったんでしょうね。
この線路の進行方向が豊田市駅方面となります。
通勤・通学、はたまた就職・進学・結婚・・・この鉄枠は多くの出発を見送ってきたのでしょうね・・・寂しさの漂う風景です。
でも廃線となった今は、もう見送る人さえもありません・・・さらに寂しい場所となってしまいました。
愛知県豊田市東広瀬町 名鉄三河線「旧・三河広瀬駅」にて
Rolleiflex 2.8C
Schneider-Kreuznach Xenotar 80mm/F2.8
Neopan 100 Acros (EI 100)
Fuji Super Prodol (SPD) (1:1, 6.75 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom 6.0 CC
見ているだけで、ストーリーが続いていく感じがします。
おはようございます!!
素敵な写真ですね
眺める先に何だか想いが余韻のように残像として残ってる感じの雰囲気ですね。
さすがローライの写真、ボケの中の像が流れたり目立った二線ボケなどがないですね
こういう目立たなくて控えめな底力がフィルムの写真にはこっそりとあるんですよね
廃線となった駅そして駅周辺の景色を見ると寂しいですね
↓ミノルタはTCー1という高画質コンパクトカメラを作ってきたし、
コニカはヘキサノンという素晴らしいレンズを作ってました
日本では富士フィルムだけがフィルムカメラとフィルムを生産してます
世界的に見てもデジタルが主流ですが、仕事も趣味もフィルムでしか撮らないという
カメラマンの話を聞いて心強くなりました
MAMIYAもお持ちなのですね^^
それにしても、この線路部分には、まだ雑草が生えていないんですね~。
あるいは、定期的に除草をされてらっしゃるのでしょうかね?
新潟の山間部も、どんどん過疎化が進み、中越大震災があって更に加速しているので、こういうシーンも多いのだろうな~と感じました。
私も、いずれ新潟の廃線・廃駅探訪をしてみたいと思います。
そうそう、眺める先に想いが余韻のように残像として残ってる・・・素晴らしい表現です♪
さすがXenotar、同じ80㎜/F2.8でもPlanarとは違う端正なボケ方ですね~、品があります。^^
今のデジタルは本当に高性能になりました・・・でも、フィルムでなければ撮れない写真って、まだまだあるように思います。
MAMIYAも持ってますよ、最近使ってませんので、次に使うのはC220にしようっと・・・もうフィルム詰めておこうかな♪
そー、この鉄枠、3:2だとなじみが悪かったかも、まさしく6x6向きの被写体でした♪
この鉄枠、何年ぶりに写真に撮ってもらったんだろう・・・でも、いまだに主役はれる貫禄がありますよねえ。^^
ここの駅は、地元の方の集会所として機能しているようで、お掃除もよく行き届いていましたね。^^
新潟にも、きっと哀愁漂う廃駅がいっぱいあるのでしょうねえ・・・廃校もあるだろうなあ・・・ぜひ帰国されたら撮ってくださいな♪
廃駅には必ずドラマがあるんですよね~、だからその駅最後の日ともなると、いっぱい人が駆けつけるんでしょうね。
そう、フィルムならではの空気感、二眼レフは見事に表現しますね・・・フォーマットのでかさ、伊達じゃありません♪
今時の大量生産の鉄枠と違って、このころのものは一つずつ手作りですから個性がありますよね。^^
それゆえに、こういうシーンで撮ると、とっても人間臭く、切ない雰囲気に写ってくれるような気がします。
錆銀メンバーがこの線路の上を歩いて、、、
少年ではなく、人生経験豊富なメンバーですから、
オリジナルではくLady GagaとStingがデュエットでカバーしたバージョンがお似合いでしょうか♪