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Silver Oblivion

黒顔羊フォトギャラリー、フィルム写真別館です。自家現像白黒フィルム写真を毎日更新しています。


by 黒顔羊
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赤に無関心な英国庭園

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豊田市にある英国風庭園『花遊庭』、初夏の花が美しい季節になりました。
特にそのコテージガーデンでは色とりどりの花が咲き乱れています。
って、白黒じゃわからないですね、本日の私のデジタル写真ブログで、総天然色の『花遊庭』を見てくださいな。

なお、今回は「赤に反応しない」タイプのフィルム、Rollei Ortho 25 plusを使ってみました。
オルソクロマチック、いわゆるオルソフィルムと言われるもので、青と緑にしか反応しないフィルムです。
これに対し、すべての色に反応するフィルムはパンクロマチックって言いますね・・・ネオパンの『パン』がそれです。

写真創成期のフィルムはオルソばかりで、20世紀初頭になってようやくパンクロが登場したのだとか。
でも、今でもオルソのファンは多いようです。
女性の赤いルージュが黒く写ってエキゾチックに見えるので、ポートレート用途には珍重されているようです。

さて、そんなレトロなフィルムを使ったので、現像液もレトロな"Rodinal"を使ってみました。
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このロディナールは、世界最古の市販現像液と言われており、ドイツのアグファ社から発売されたのはなんと1891年。
古いですが性能は抜群、ロディナールは現存する現像薬の中でも最高のシャープネスを誇ります。
ロディナールにはミクロファインのように銀粒子を溶かす薬品が入っていませんから、粒状はそれなりに出ます。
でも、グラデーションはなめらかで美しい連続したトーンを誇ります。

私の使ったロディナールは21世紀のロディナールです。
商品名はAdox Adonal・・・RodinalはAgfaの商標ですから、使えないらしいです。

ちなみに、このRollei Ortho 25 plusは元来はドイツのMACO製・・・ということは、フィルムもAgfa製です。
古き良き20世紀初頭のドイツの味わいの写真ができあがったのじゃないでしょうか。
赤が黒く写るせいか、コントラストが強くレトロな雰囲気の写真になりましたね。^^


愛知県豊田市大林町1丁目4−1 KAYUTEI 花遊庭にて
Rolleiflex 2.8C
Schneider-Kreuznach Xenotar 80mm/F2.8
Rollei Ortho 25 plus (EI 25)
Adox Adonal (a.k.a. Rodinal, 1:50, 10 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom CC

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Commented by getteng at 2018-05-14 06:06
noblivionさん
今朝は、お二人が偶然にも続いてKAYUTEIですね。
相当有名な所とお見受けしました。
Commented by mon21mon at 2018-05-14 06:34
こんにちは。
ロディナールと言えば、静止現像かと思っていましたが、レシピを見ると長時間現像のものもありますが、意外に現像時間普通で、普通に攪拌と書いてますね。
自分のパターソンタンクだと、120フィルムは500mlの現像液が必要です。
希釈率50倍でも原液が500mlだと、50本現像可能。普通に使ってたら使い切れる気がしません。
Commented by blackfacesheep2 at 2018-05-14 08:14
gettengさん、こんにちは。^^
あはは、blackfacesheep2とnoblivionは同一人物です、デジタル写真ブログとフィルム写真ブログを分けているだけです。
それとも、他にも誰か、KAYUTEIをあげいるんでしょうか・・・(;・∀・)
Commented by blackfacesheep2 at 2018-05-14 08:20
mon21monさん、こんにちは。^^
ロディナールは静止現像が有名ですが、本来は普通の現像薬です。
1:50希釈で10分、30秒連続攪拌の後、1分おきの攪拌でやりました。
ロディナールは保存性が良く、開栓後も2年ぐらいは使えるようです・・・2年あれば50本は撮っちゃいますね。^^
Commented by yuphotobook at 2018-05-14 08:30
カラーよりもこっちの方が好きかも・・・。
光蜥蜴が優しい
Commented by blackfacesheep2 at 2018-05-14 09:08
yuphotobookさん、こんにちは。^^
おお、カラーよりこちらの方がお好みでしたか♪
私はどちらも好きなので、2種類撮ってみましたが、それぞれ良さがありますね。^^
Commented by voyagers-x at 2018-05-14 11:21
おはようございます ! !
カラーの写真もモノクロ版ですね
カラーの写真は色や匂いのイメージが主人公だけど
モノクロの場合はこの場所の空気が主人公ですね
Commented by aitoyuuki13 at 2018-05-14 12:40
ネオパンでも「SS」だけがオルソパンクロマチックって事を覚えていますが
両者の中間的特性だったのかな
Commented by mrxnoshyashinkan at 2018-05-14 12:45
こんにちは。
オルソクロマチックですか!
いや~~勉強になります。
モノクロフィルムや自家現像は奥が深いですね。
2週間前にカメラに入れたACROSを会社帰りにやっと現像に出しに行けます。
そこが億劫になって撮影が進みませんね。
Commented by Penta at 2018-05-14 13:55 x
赤に反応しないフィルムですか。

ひょっとして、総天然色のフィルムを開発するまでの途中で生まれたフィルムが、そのまま製品になったんでしょうかね。

パンというのは、パンアメリカンというのと同じ「全」という意味合いなら、なるほどと分かってきました。(笑)
Commented by blackfacesheep2 at 2018-05-14 15:47
voyagers-x さん、こんにちは。^^
今日はデジタルブログがカラー、フィルムブログがモノクロで、この英国風庭園を撮ってみました。^^
そうそう、モノクロの場合は色がない分、この場の光と影やテクスチャが味わえますね。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2018-05-14 15:50
愛と勇気さん、こんにちは。^^
へ~、名前はネオパンでもSSはオルソだったのですか。
名前を変えればもっと売れたかも・・・ってのは後知恵でしかないですね、当時にOrhtoなんていったら古色蒼然としてたんでしょうねえ。
Commented by blackfacesheep2 at 2018-05-14 15:53
Pentaさん、こんにちは。^^
モノクロのフィルムでも、観光特性が違うので面白いですよね、赤外線撮影をやると、赤い色は白っぽくなります。
そうそう、”Pan"は「汎」ですね、chromaticは「色彩」と言う意味ですから、すべての色彩に反応する、って意味なんでしょうね。^^
Commented by blackfacesheep2 at 2018-05-14 16:05
mrxnoshyashinkan さん、こんにちは。^^
このオルソ、友人が使っていて初めて知りましたよ、面白い 感光特性のフィルムですね、ちょっと癖になりそうです。
アクロスで撮ったモノクロよりも、コントラストが強い感じで、シャドウのエネルギーを感じますね。
Commented by film-gasoline at 2018-05-14 22:41
おおおお~、Orhto来ましたね~♪
う~む、やっぱりこんなヘヴィなトーンになりますよね^^
現像液の影響かそれが顕著な印象を受けました。
"Rodinal"はこんな瓶に入っていたのですね!
冷蔵庫で冷やしたら美味しそうですね^^;
Commented by noblivion at 2018-05-14 22:59
フィルガソさん、こんにちは。^^
Rollei Ortho 25 plus、現像上がりのネガを見ただけでコントラストの高さがわかるパワフルさでした。^^
Rodinal、ND76よりちょっと粒状が荒めですが、先鋭度が高いです・・・中判はこれでいいかも・・・でも、飲んじゃダメよ。(;・∀・)
by noblivion | 2018-05-14 05:00 | Orthochromatic film | Comments(16)