「そろそろ開店するよぉ、おいでよぉ♪」と、可愛らしい牛さんがお店の中からこちらを誘っておりました。
ここ、新豊田駅と豊田市駅の中間にある肉バルですね・・・でも、普通の肉バルとちょっと違うようです。そう、チーズも充実してるってことらしいです♪
この写真、昨日と同じ"Rollei Retro 400S"で撮ったものです。昨日の写真はSC72フィルターをかませた赤外線写真です・・・EI25です。
でも今日の写真は、SC72フィルターを外してEI400で撮った普通のモノクロームです。
このフィルム、かなりコントラストが強いフィルムで、前回Rodinal系のAdonalで現像したら強烈なハイコンになりました。さすがにそれでは使いにくいので、今回はもっと階調がでるような処方で現像してみました。
D-76を使ったセミ静止現像です・・・Flickrのこのフィルムのディスカッションの中で見つけました。
有名な"Digital Truth Photo"の中でも紹介されています。
Rollei Retro 400sのセミ静止現像の方法
1) D-76を1:1の希釈現像、19℃の液温とし、合計24分間で現像。2) 最初の30秒間、倒立攪拌。3) その後、5分毎に1回の倒立攪拌。(残り時間18分、13分、8分、3分の時で、合計4回やりました。)
結果がこの写真です。うぉ~、Rollei Retro 400sって、こんなに階調あるんだ♪癖の強いじゃじゃ馬フィルムが、見事に使いやすいフィルムに変身しましたよ。
粒状もAdonalよりはるかに良いですね。これからは、このフィルムはこのD-76のセミ静止現像で現像しようっと。^^
ところで、このセミ静止現像を研究しているときに、面白い記事を読みました。それによると、Rollei Retro 400sって、Rollei Superpan 200と同じ乳剤のフィルムだ、と言うのですよ。どちらも赤外域まで感度があり、ハイコントラストなフィルムです・・・
じゃあ、Rollei Retro 400sって、本来はEI200で使うのをむりくりEI400で撮らされてるってわけか。道理で、D76の現像時間が1:1で16分と長いわけです・・・増感してるんだもんね。(;・∀・)
それにしても、なんでRolleiは同じフィルムを違う名前で売っているのだろう・・・そこが不思議です。ちなみにお値段はどちらも135判36枚撮りが、Silversaltさんで650円です。謎だ・・・(-_-;)
愛知県豊田市西町6-1-5 TOYOTA CHEESE STOCKにて
Rollei 35
Tessar 40mm F3.5
Rollei Retro 400S (EI 400)
Kodak D-76 (Semi Stand, 1:1, 24 min. at 19 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom CC
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