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Silver Oblivion

黒顔羊フォトギャラリー、フィルム写真別館です。自家現像白黒フィルム写真を毎日更新しています。


by Nob, a.k.a. Black Face Sheep

鼻がちょん切れて憤慨するゾウさん

鼻がちょん切れて憤慨するゾウさん_b0175964_16330052.jpg


「うわわわ、鼻が・・・・」
この写真を見てモデルのゾウさんが嘆いていました。

Super Ikonta 531の構図ファインダー、そのファインダー枠が上下対象に嵌っていなかったんですよ。
そのせいで、実際に撮影された被写体は、ファインダーで狙ったのとは違う位置に再現されてしまうのでした。

Rollei 35のように狙った位置より広めに写るアバウトなカメラなら、少々構図が狂っても無問題です。
でも試写の結果、Super Ikonta 531の構図ファインダーはかなりタイトなことがわかりました。

フレーミングする際に、これからはある程度「アソビ」を考慮した方が良さそうでした。
新しく手にしたカメラ、特にビンテージカメラの場合は、しっかりとシェイクダウンする必要がありますね。
試写のあとで、しっかりと構図ファインダーの枠位置をファインチューニングしておきました。^^




名古屋市緑区鳴海町根古屋22−3 鳴海城跡公園にて
Zeiss Super Ikonta 531
Schneider Kreuznach Xenar 75mm F3.5
Ilford Delta 100 (EI 100)
Adox Adonal (a.k.a. Rodinal, 1:200, Stand Development, 60 min. at 20 deg. C)
Scanned by Epson GT-X770
Post Processed by Adobe Lightroom classic

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Commented by voyagers-x at 2021-10-25 05:39
おはようございます ‼️
時々、ファインダーで覗いた位置と撮れた写真の位置が微妙にずれていることがあります。自分の勘違いかなと思う事もあるのですけど。でも何となく。特に縦構図でも横構図でも、左右の余白の量が違う感じ。ちゃんと左右均等にスペース空けたつもりなのに、どっちかに寄っています。僕の撮り方の癖なのかな......。同じ構図で二、三回撮り直して調整していますが^^;
Commented by blackfacesheep2 at 2021-10-25 09:20
voyagers-x さん、こんにちは。^^
一眼レフ以外だとどうしてもファインダーで見た通りには写らないですね、パララックスなどがあります。
幸いにもSuper Ikonta 531の構図ファインダーは、マイナスドライバーで簡単に調整が可能でした♪
Commented by jikomannte at 2021-10-25 18:02
背景暈けの雰囲気が良いので、ゾウさんの鼻先が切れても、全体として無問題の
様な気がします。(;'∀')
パララックスの調整が効くようでしたら、それに越したことはありませんね。
Commented by blackfacesheep2 at 2021-10-25 19:49
純さん、こんにちは。^^
構図ファインダーの枠が、ずれていたのが原因のようです。
2本目のフィルムも撮り終わって現像しましたが、学習効果てきめんでしたね。^^
Commented by film-gasoline at 2021-10-25 22:51
あははは~、なるほど納得です^^
ヴィンテージカメラ、試写を重ねて初めて自分のモノになる感じですね!
こういう事が楽しく思えるか否かで価値観が大きく変わってきますね(^^)v
Commented by blackfacesheep2 at 2021-10-26 08:11
フィルガソさん、こんにちは。^^
現代の新品のデジタルカメラと違って、ヴィンテージカメラは一つ一つ状態が違い、詳細に診断する必要があります。
絞やシャッター精度、フィルム給装、漏光、パララックスなど、最初のロールはこういうアラだし作業に追われますが、楽しいです♪
by noblivion | 2021-10-25 05:00 | Still Life | Comments(6)